『号泣&パニック』
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ない子(しかも女の子)に攻撃するような最低な子ちゃうわ!
先生は『始業後はシッカリ切り替えて勉強してました!私もビックリしました(笑)
ちゃんと落ち着いて授業も出来て、体育も大休憩も元気に走ってました。
強くなりましたね!!』って...。
話し終わったくらいに君が階段降りてきた。Aチャンと仲良く笑顔で...。そんな君の姿を見てホッとした。やっと安心できた。ずっとずっと心配だったから...あんなに号泣してたし...先生の言う通り、強くなったんやな...って。
辛くて痛々しい泣き顔しか頭に残ってなかったのに、もう笑ってるし...。
昼2時前、N君のお母さんから電話。謝ってて、今から行かせて下さいと。
でも、N君本人とも話してなくて、詳しく知らんみたいやった。だから、ちゃんと自分の息子とも話した上で話しましょうって事で切った。
3時頃、N君とN君のお母さんが来た。
N君はお兄ちゃんが居る。お兄ちゃんの方が強いからN君自身は力加減も知らないと。だから思いっ切り振り飛ばされたと思うとゾッとするって...
君の傷口を見て何回も謝るお母さん。君が『いいよ』
お母さんは申し訳無さそうに何回も...ママは、お母さんじゃなくてN君の口から聞きたかった。N君は謝りもせん...。
『低学年のうちは、やったやられたってお互い様な部分はあると思いますので...』そう言うしかなかった。
実際、このまえ君もH君とこ謝りに行ってるし。
傷の軽さ重さ、それによって許し難いもんもあるけど...治る傷なら許す以外の方法は無いんよね結局。じゃないと子供同士の関係性がおかしくなるもんね...。なんぼママが『コイツ気に入らん』言うたって直接クラス変わるまでずっと関わるのは本人やし。君が許すならママも許すしか無い。どんなに気に入らんくても...。それが君の為。
だからN君の件は無理矢理にでも水に流そうと決めた。君の顔には、此の傷が治ったとて傷痕は一生残ることになるけれども...それでも許すしか...。
一昨日から約束してた迷路作り、怪我で、どうするんか解らんかったけど『楽しみやね♪迷路作り♪』って、メッチャ笑顔やから予定通り作ることに♪
大きい段ボールの中に色んな材料使って、トンネルやモジャモジャや行き止まりも作って難易度の高い迷路が完成した♪
作る間パパには自室待機して貰った。完成前に来たから君は慌ててパパに目隠ししながら座らせてた(笑)
完成した物をパパに見せて、説明して、遊んで貰う。
ちゃんと難しくなってるしおもしろいって褒めてくれたね♪大満足♪って顔してた♪
夜...絆創膏の貼り替えで『怖いーーーーー』って号泣...。
はい、ママも怖いです...心が痛いです...出来ることなら傷口周辺に触れたく
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