暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~BUTEI killer~
~criminal~
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「ただいまー…」

「お帰りなさい、どこ行ってたの?」

あれ。昨日言ったハズじゃあ…?

「俺、とキンジの実家だ」

「何しに?」

「うーん……里帰り? 」

適当に誤魔化す。今日のことは知られたくないしな。

「何よそれ」

−部屋からドラグノフを持ってきて、ベランダに出る。

「何してるの?」

スコープを覗く。

「見れば分かるだろう。景色を見てるんだよ 」

「だからってドラグノフのスコープで? 」

「…良いだろう、別に」

夕日が綺麗だな……

「ふわぁぁ… アリア、俺はもう寝るぞ。ご飯はコンビニで買ってきな 」

「ええ…?」

6時間もESSを使っていたんだ。その分、大脳にかかる負担が大きくなる。なので、長時間ESSになったときは長時間の眠りを必要とする。そうじゃなくても普段のESSは約10分程度使っているが、使ったあとは…少し眠くなる。

−ガチャっ パタン…

即ベッドにダイブ。

明日の朝までに起きれるかな……?

..................................................

........................................

..............................

....................

..........

「……ん……。ふわぁぁ…」

目が覚めた。さて、今の時刻は…7時……45分……だと…!?

ヤバい。寝過ぎた。ってアリアは……!
…居なかった。なんで起こしてくれなかったんだよ!

すぐに髪を整え、顔を洗い、キッチンでパンを焼く。
その間に、防弾制服に着替える。
焼けたパンにバターをつけて食べ、眠気覚ましのコーヒーを飲む。

現在7時55分。あと3分間のうちに、ベレッタとデザートイーグルの弾倉に弾を籠める。それぞれ4本。

終わった…!

7時57分30秒。銃をホルスターに入れ、靴を履き、ワイヤーで飛び降りる。よりによって雨だ。最悪だな……

スタッ 。と着地するつもりだった。だったのだが.....慌てすぎていたせいで、躓いた。起き上がったときにはもうバスは発車していた。

「デジャブ……まさか寝過ごすとはな。今までそういうこと1回もなかったからな……」

……こりゃ、一時間目には間に合わないな。 ぶわん と、境界から傘を取り、徒歩で武偵高を目指す。

..............................

そろそろ一時間目の授業が始まっている頃だろうな……
そんなことを思っていると、

ピリリリリッ ピリリリリッ。

着信 。 ア
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ