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ヘタリア大帝国
23部分:TURN3 新生連合艦隊その一
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TURN3 新生連合艦隊その一

                   TURN3  新生連合艦隊
 東郷は秋山と共に日本のところに向かった。するとだ。
 日本の家には他の国家も集まっていた。見れば全員揃っていた。
「ああ、これは都合がいいな」
「私達にとっては距離は関係ないですから」
 その日本が東郷に話す。今彼等は日本の屋敷の応接間にいる。茶室を思わせるが広い部屋だ。東郷と秋山はそこで日本の淹れた抹茶と和菓子を振りまわれながら話に入っていた。
 その中でだ。日本は言うのだった。
「御呼びとあらばすぐに参上します」
「そうだな。人間もそうして瞬間移動できればな」
「かなり楽ですか」
「何かとな。まあそのことは置いておいてな」
「はい、お話の本題ですね」
「祖国さん達に頼みたいことがあるんだ」
 日本だけでなく他の国家にも言ったのである。
「前の戦いで祖国さんは第二艦隊を率いてくれたな」
「はい、そうさせて頂きました」
「それを全部の国家にしてもらいたい」
 こうだ。日本達に告げたのである。
「六人・・・・・・と呼ばせてもらう、今はな」
 国家を擬人化して捉えてからの言葉だった。
「とにかく今国家は兄弟を入れて六つ」
「その私達全員にそれぞれですね」
「ああ、艦隊司令になってもらいたい」
 こう日本達に話すのだった。
「提督の仕事をしてもらいたい」
「わかりました。では私でよければ」
「お願いします」
 まずは日本と日本妹が応えた。そしてだ。
 続いて日本兄妹と同じく海軍の軍服を着ている韓国妹と台湾兄もだ。こう東郷に答える。
「私もそうさせてもらいます」
「是非共」
「わかった。じゃあ頼むな」
 東郷も彼等に応える。この四人はこれで決まりだった。
 だがここでだ。問題となるのは。この二人だった。
 まず韓国がだ。少し不満気にだ。こう東郷に言った。
「俺はちょっと無理なんだぜ」
「ああ、そうだな」
「俺は基本陸軍なんだぜ」
 見れば軍服がそれだった。韓国が今着ているのは陸軍の軍服である。そして台湾もだ。ズボン、見ればどの女性国家もそれであるが彼女だけは陸軍のズボン姿で言うのだった。
「私もです。陸軍ですから」
「提督になるのはだな」
「山下さんにお話を通してもらわないと」
「駄目なんだぜ」
「そうだな。あんた達の話は陸軍さんと少し話をしよう」
 東郷は韓国と台湾についてはこう答えた。
「だが。提督になることはな」
「それはなんだぜ?」
「考慮して欲しいということですね」
「そう。どの国も国家が提督をやる時代だ」
 それは日本だけではなくなっていた。他の国もなのだ。
「それならな。祖国さん達にも頼みたい」
「私としても異存はありません」
 日本が再び東郷
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