第七章 C.D.の計略
4月/エイプリルフール
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「どうしたってかわいい」
------------------------------------------------------------
「お姫ちんお姫ちん」
「はて、なんでしょうか亜美、真美」
「地球って丸くないんだってねー」
「そうなのですか?」
(あれ?お姫ちんは知ってないの?)
(もしかしたらお姫ちんも標的?)
「そ、そうなんだよ!!」
「それで地球が回転を繰り返しているうちに全体のバランスが崩れていって」
「この星はいずれ砕けちゃうんだってさー!!」
「そ、それはまことですか!?」
「(あ、楽しくなってきた)んでんで、さっき「EARTH」の人の話をついつい聞いたんだけどね」
「計算だと、あと三日で地球は終わりなんだってさ!!」
「嘘みたいな話だけどねー」
「あ・・・あ・・あなた様ぁあああああああ!!!!」
「あっ、お姫ちん!!」
「お姫ちん、あんなに速く走れたんだ!?」
〜〜〜〜〜
「今すぐ!!今すぐに帰りましょう!!私の国へ、共に!!!」
「まて貴音!!どこに行こうとしているんだ!!?」
「そ、そうです・・・できるだけらぁめんを詰め込まねば!!あと・・・あと残った期日のうちに、らぁめんを食べきらねばやり切れませぬ!!」
「どうしたんだ貴音!!そんなに取り乱して」
「この星が終わる前に、早く私の故郷へと戻らねば!!」
「あちゃー、大変なことになってるYO〜」
「これは怒られるっしょ〜」
「「どうしYO〜」」
------------------------------------------------------------
数時間後
「そ、そういえば「嫌い」が嘘になれば「好き」じゃないか!!ショウめ、わかって黙ったな!!」
「よく考えればフェイトさんにそんなことがあるわけないじゃないか!!え?ショウさんの入れ知恵?」
「まったく・・・・そのような風習とはいえ、冗談が過ぎますよ、亜美、真美」
「何だってこんなことを・・・え?副局長に言われた?」
さらに数十分後
副局長室のデスク上の手紙
『どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません』
『これをあなたが読んでいることには、私はおしおきを受けているでしょう』
『絶叫があるかないかの違いはあるでしょうが』
『これを読んだあなた』
『エイプリルフールだからって、むやみやたらに吹き込むのはやめましょう』
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ