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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
2月/バレンタイン
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うか!!ここがいいんか!!』

『にゃ〜ん!!』


「・・・・翼刀さん、唯子さんには本命かとか聞かないんだね」

「聞く必要がないからでしょ」

「なるほど」


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「ショウ!!チョコだ!!受け取れ!!」

「お、おう・・・・ありがとうな、シグナム」

「うむ・・・・」

「・・・ん?でもはやてたちと別に渡してきたのは?」

「それはあれだ。主はやてと一緒に作ると変なもの混ぜられそうだから」

「・・・・納得。じゃあもらうわ」

「め、目の前で食べるのか!?」

「あーうん。さっきもそうしたし」

「・・・・・他にも来たのか」

「まあな。はやてはさっき言ったろ?あとは蜀のとこの星だろ?ガレットのレオンミシェリもわざわざ届けに来たし。あとは・・・・」

「・・・・お前ってそんなに人脈広かったか?」

「ひでぇなオイ。まあそりゃ、最初の接触が最悪だった奴も多いけどな・・・・」

「まあ・・・それは」

「だけどそこから俺だって頑張ったってことだ。描写されてないだけで、俺は俺で飛び回ってんだよ」

「描写?」

「こっちの話だ」



「てなわけでいただきます」

「あっ!?」

「ふむふむ・・・・程よく苦いな」

「うっ・・・・程よく?」

「ああ・・・唯子のがやばかったからな・・・・」


〜〜〜〜〜

『げっはぁぁあああ!!甘おげぁぁああああ!?』

『ひ、ひぃぃぃいいい!!し、知らない!!あたし今日ショウさんには会わなかったってことで!!!』

ダダッ

〜〜〜〜〜


「明日お灸をすえに行く」

「そ、そうか・・・・」

「おいしかったよ。チョコ」

「う、うむ」

「さて、動くか。カロリー分は」

「む?さっきからずっとか?」

「まあな。そこそこ量があるからな。変な肉つけたくないし」

「ならば相手をしよう!!私のチョコのせいなのだしな!!」

「いやせいって程でも・・・まあいいか」

「よし行くぞ!!」

「っとにバトルマニアだなおい・・・・ノリノリすぎだろ」


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そうして夜は更けていき・・・・


街中には未だ「もしかしたらチョコをくれる人がいるかも」と徘徊する輩が歩き回っているが、それは警察の仕事。
膨れ上がった負の感情に反応してマジュウが沸くが、魔法少女たちがそれを倒していく時間帯だ。



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