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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
2月/バレンタイン
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ュートなお菓子、作りまくるわよ!!」

「「「「おー!!」」」」


〜〜〜〜〜


そのころ、隣の部屋



「ふふふ・・・・あの太陽があと三度(みたび)昇ったとき、私の長き苦しい聖戦(カリキュラム・ウォーズ)は終わりを迎えるのね・・・」

ペンを握ってがりがりと書き記しながら、マミは末期を迎えていた。
窓辺につるされたさかさまのテルテル坊主は、大雪で試験日程が延びるようにというおまじないなのだろうか・・・・


「さあ、フィナーレに向かって突き進むわよ!!面接の練習(ファーストコンタクト・プログラム)を――――!!」


コンコン『どうぞ』

ガチャ「失礼します」

スタスタ「受験番号453145、見滝原中学巴マミです。よろしくお願いいたします」

『座ってください』

「はい」お辞儀

クルッとターン!!
フワッ、ストン

「ティロ・フィナーレ!!」


〜〜〜〜〜


『これじゃダメしょぉぉおおおお!!!』

「うわ!?となりからすごい声が!!」

「美樹さん、目を逸らすとこぼすわよ」

「大丈夫だって。にしても気になる・・・」

「ねー。マミさん大丈夫かな?」

「すっげぇ荒れてんな」

「・・・そこまで気になるなら大丈夫よ。後で仕掛けたカメラを回収しましょう」

「「「うわ凄い楽しみ」」」

(来年は私がみんなに仕掛けるけど)

(みんな楽しそうでいいなぁ〜中学生か〜)


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「全身チョコでよろしk」

「ご主人様は切り落とされたくなければ出かけててください」

「とりあえず愛紗。ご主人様、っていいながら俺の股間見るのはやめない?」

ジャキッ

「ひぃっ!?」

「どうぞ、これがご飯代です5000円もあれば足りるでしょう。今日はどこかに行ってください」

「・・・・はい」

バタン


「・・・・・おれ、泣いていいよな?」

ポン

「え・・・・理樹?」

「行こう・・・・」

「あっ(察し)・・・・そうだな。カラオケ行くか?」

「フリータイムとオールナイト全部使おう」

「っしゃぁ!!!みんなも誘うぞ!!」

「いくぞー!!」



ガサッ

「・・・・それでももらえるくせに。うらやましい奴らめ」

「爆発してしまえ」

「吹っ飛べ。吹っ飛んでしまえ」

「むなしくないですか?伊達さん」

「何言ってんだ火野!!お前は俺たちの苦しみがわからないのか!!」

「まったく・・・それでもお前は仮面
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