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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
1月/お正月
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に質問をするな」

「そんなこと私聞いてない」

「さあ、残りの五円玉を数えろ!!」



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「ちょっと!!そこ押さないで!!」

「危ないので足元に気を付けてくださ〜い!!」

柊姉妹の実家、鷹宮神社。
初詣になると、ここはものすごい人数の人が集まることになる。


加えて、「EARTH」食堂で見かけるバイトの柊姉妹。
メンバーが来ると言えば、ここか古手神社の二択が相場となっているので、そのカオスは極まって―――――


「走らないでくださーい!!」

「ゆっくり歩いて進んでくださいねー!立ち止まっても危ないので、前の人について行って―!!」

「手に携帯などの物を持っていると、危険ですよー。落としたらまず拾えませーん!!」

「目の前の隙間を埋めてくださーい!!そこがあなたの居場所です!!」



「列動きまーす!!足元の荷物をしっかり持ってー!!」

「毎回一つか二つはリュックなどの置忘れがあるのでー!!」

「体調が悪くなったらスタッフに申し出てー!」



「こっからー!ここまでのー!人たち移動でーす!!」

「みなさん、これまでの地獄のような寒さ、よく耐えましたー!!では、ここからも地獄でーす!!」

「押さない駆けない夢諦めないでー!!」



―――――極まって一周し、凄まじい統治を見せていた。


「ふっ、これしきの人並み・・・・年末の有明に比べれば大したことないのだよ。かがみん」

「あんた年末三日間動いてどこにそんな元気あんのよ・・・・・」

「え?0日目からだから今日で五日目だよ?」

「もう突っ込む気もおきんわ・・・・」



「お疲れ様です。これ、甘酒です。飲んでください!!」

「ありがとう。もらうよ」

「おっ、サンキュー!!」

「悪いな・・・フゥ、フゥ・・・・」

「なんだ巧。お前ま〜だ猫舌かよ」

「うっせぇぞ海堂!!」



その後、駐車場で

「よっしゃ!!後退しますよ乾先輩!!」

「お前も一緒にはしゃがないようにな。弦太朗」

《エ・レ・キ・オン》

「こっちでーす!!オーライオーラーイ!!」

「そろそろそこの駐車場は限界だ。次のエリアへの誘導を頼む」

「了解!!」




「にしてもすっごい人だよねぇ」

「ま、うちらとしては生まれてから毎年だし?もう慣れたわ」




チャリーン

ガラガラガラ、パンパンッ!!


「依頼急増!!」

「商売繁盛!!」

「家庭
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