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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
1月/お正月
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、仮面ライダーオーズを支えてきたメンバーの一人、泉比奈。

倉庫の中に消え、数秒後。
大樽を六つほど抱えて出てきたときは、その場の客の全員が目を見張った。


「おー、すごいですねぇ」

「最初はびっくりしましたけどね」

「にしても、今年は大きなトラブルもなさそうだね」

「そうですね・・・最初のころは、子供だけじゃなく大人による太転依の攻撃がありましたから」

「ま、今はいたずらっ子だけだから楽なもんよ!!」

ピピピピ

「ん?なにかあったー?え!?太転依が子供たちに!?わかりました行きます!!」

「何かあったんですか?」

「五人の太転依が子供たちにいじられて大変なことになってるって!!」

「五人も!?わ、私も行きます!!」

ダダッ

「・・・・五「人」?」






「こっちですね!!」

「こらこら!!太転依イジメちゃ・・・・・だ、め・・・」



「こらくそガキィ!!その犬どっかやれぇ!!ひぃぃいいい!!!」

「あっ、こら先輩そんなに騒ぐと犬が興奮してぐえっ!!ぐび・・・ぐびじまっでるよゼンバイ・・・!!」

「ちょ、待ちや!!確かにどんどん乗れ言うたが、限度っちゅうもんをうぶぁ」

「ねーねー。良太郎探しに行こうよー」

「侑斗をよろしく!侑斗をよろしく!!あっ!勝手にキャンディー持ってかないで〜ほしいならあげるから〜!!」



「・・・・・あれ、太転依?」

「イマジンですね。ちょっと良太郎さんに電話掛けてきます」

ダッ!!

「あっ!!ましろズルい!!この場に置いて・・・・もういない」


〜〜〜〜〜


「ほんっとすみません!!」

「いやまあ。子供たちにも害はなかったわけだし」

「そうだぜ良太郎。オレたちは悪くねぇって。むしろ犬をけしかけてきたあのガキが悪い!」

「その子はもうごめんなさいしたでしょ?」

「うっ、そうだけどよぉ」

「いいでしょ?」

「だ、だけどなぁ」

「・・・・・・」

「――――――わかりました・・・・」



「凄い。あの赤いの黙らせちゃったよ」

「ま、良太郎もダテに修羅場くぐってないから」




チャリーン

ガラガラガラ、パンパン!

「依頼人急増!!」

「商売繁盛!!」

「家庭円満!!」

「僕は今年もみんなが楽しくあれますように・・・」


「よし次行くぜフィリップ」

「え?」

「そうよ!!商売繁盛の為」

「そして家庭円満の為」

「オレ達はほかの神社も回らないといけねぇ」

「・・・・初詣ってそういうものじゃなくないかい?」


「俺
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