第七章 C.D.の計略
1月/お正月
[2/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、仮面ライダーオーズを支えてきたメンバーの一人、泉比奈。
倉庫の中に消え、数秒後。
大樽を六つほど抱えて出てきたときは、その場の客の全員が目を見張った。
「おー、すごいですねぇ」
「最初はびっくりしましたけどね」
「にしても、今年は大きなトラブルもなさそうだね」
「そうですね・・・最初のころは、子供だけじゃなく大人による太転依の攻撃がありましたから」
「ま、今はいたずらっ子だけだから楽なもんよ!!」
ピピピピ
「ん?なにかあったー?え!?太転依が子供たちに!?わかりました行きます!!」
「何かあったんですか?」
「五人の太転依が子供たちにいじられて大変なことになってるって!!」
「五人も!?わ、私も行きます!!」
ダダッ
「・・・・五「人」?」
「こっちですね!!」
「こらこら!!太転依イジメちゃ・・・・・だ、め・・・」
「こらくそガキィ!!その犬どっかやれぇ!!ひぃぃいいい!!!」
「あっ、こら先輩そんなに騒ぐと犬が興奮してぐえっ!!ぐび・・・ぐびじまっでるよゼンバイ・・・!!」
「ちょ、待ちや!!確かにどんどん乗れ言うたが、限度っちゅうもんをうぶぁ」
「ねーねー。良太郎探しに行こうよー」
「侑斗をよろしく!侑斗をよろしく!!あっ!勝手にキャンディー持ってかないで〜ほしいならあげるから〜!!」
「・・・・・あれ、太転依?」
「イマジンですね。ちょっと良太郎さんに電話掛けてきます」
ダッ!!
「あっ!!ましろズルい!!この場に置いて・・・・もういない」
〜〜〜〜〜
「ほんっとすみません!!」
「いやまあ。子供たちにも害はなかったわけだし」
「そうだぜ良太郎。オレたちは悪くねぇって。むしろ犬をけしかけてきたあのガキが悪い!」
「その子はもうごめんなさいしたでしょ?」
「うっ、そうだけどよぉ」
「いいでしょ?」
「だ、だけどなぁ」
「・・・・・・」
「――――――わかりました・・・・」
「凄い。あの赤いの黙らせちゃったよ」
「ま、良太郎もダテに修羅場くぐってないから」
チャリーン
ガラガラガラ、パンパン!
「依頼人急増!!」
「商売繁盛!!」
「家庭円満!!」
「僕は今年もみんなが楽しくあれますように・・・」
「よし次行くぜフィリップ」
「え?」
「そうよ!!商売繁盛の為」
「そして家庭円満の為」
「オレ達はほかの神社も回らないといけねぇ」
「・・・・初詣ってそういうものじゃなくないかい?」
「俺
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ