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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第七話:安心感の違いは否めない
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構いませんよ。これは俺の感情の問題だから……俺は何時でもリュリュさんを好きでしたから」
まさかの告白でがすよ!
「ちょっ……そ、そんな事言われたって……わ、私は……だ、騙されないんだからね!」
面と向かって『好き』と言われ、リュリュ姐さんも流石に困ってるでげす。
本当に本気なのか気になるでがすなぁ。
「それでいい。“騙される”とかでもいいから常に警戒して、危険があったらムリせずに俺やラングを頼ってくれ。兎も角、怪我されるのが本当に困るから……」
「そ、そうします……じゃ、じゃぁラン君……危なくなったら……宜しく……ね」
表情を見る限りウルフの旦那は真剣その物でげす。
「ご安心下さい。私は何時でもリュリュさんの事を気に掛けております故!」
「じゃぁラング……頼む。俺は全体を見渡して対応できるようにしておくからさ」
リュリュ姐さんがラングストンの旦那に言った事を、少し哀しそうに受け入れるウルフの旦那。
「さて……アハト君。取り敢えずは俺等も付いていく事に決まったよ」
「いやぁ〜何よりです」
この旅に一緒に行くか行かないかで揉めていた為、結論が出た事を報告するウルフの旦那。
「だが言っておく。この世界の平和を脅かす存在を打倒するのは、君達アハト君等だ! 俺等は途次手伝う程度の事はするが、全責任を負わせられるのは拒絶する。その点を忘れないで貰いたい」
「でもヤバくなったら助けてくれるんですよね?」
「ヤバくなるな! 自らを鍛えろ!」
「いや……鍛えろって言われても」
そうでがすな……如何すれば良いのやら。
「このトラペッタ地方を徘徊した感じ、今のところ強そうな敵は存在してない事が判った。だが今後は判らん。だけど今のうちから実戦を通じて自らを鍛えていけば、未来で強敵が出現しても、アハト君達だけで討伐する事が出来るであろう!」
「……はぁ、つまり今後はウルフさん等は戦闘に参加しない……って事ですか?」
「ヤバそうなら参加する。だがこんな所でヤバそうになってる奴等と一緒に行動しようとは思わない。もっとヤバそうな連中が現れる場所になっても、安心して任せられるくらいの実力を付けろ!」
「まぁ……最悪は助けてくれるんでしたら……俺としては納得しておきますよ」
「おう、納得しろ。俺は歌わないからな。感謝もしろよ!」
冒険の旅に出てるのに歌わない事を感謝しろとは、一体如何いう事でがすかね?
ウルフの旦那の言葉を聞いて、思わず笑ったのはラングストンの旦那だけでがした。
ヤンガスSIDE END
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