~prelude~
~the skill of ancestress~
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まま返す。
これはさっきのじゃ。『秋水』
打撃に全体重を乗せた、最も技術化させた体当たり。
『潜林』
敵の足と足の間を蛇のように這って通過する。本来はアキレス腱を切りつつ進む技じゃ。
『ヰ筒取り(いづつどり)』
敵の携行武器を両手でスリ取る
『頭突き』
遠山家の隠し技。ただの頭突きじゃがな。
『遠山家の整体術』
落馬や車に飛び込んで脱臼を治すなど、強い痛みを伴う整体術。
ここまでじゃ」
うわっ…結構あるな。
「先ず練習すべきは…絶牢からじゃ。体重を体の中央に集め、体を回転扉の様に回す。儂が手本を見せる。キンジ、かかってみい」
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−現在、午後5時。やっと全てをマスターした。ちなみにキンジは途中でHSSが切れて辞退した。1時間くらいかな。
「よくぞ頑張った、彩斗よ。この短時間で遠山家の技を全てコンプリートした者は未だにかつて居ない。金一も金叉も、丸1日かかった。それを6時間でマスターしたのなら、十分な実力じゃ」
「ハァ…ハァ…。ありがとう..........ございます..........」
もうバッテバテ。さっさと境界使って家に帰ろ…。
「じゃあ、もう家に帰ります。ありがとうございました。じゃあな、キンジ」
「ああ」
門をくぐる。しばらく歩いたところで、
−ぶわん。
家へと繋ぐ。
「ただいまー…」
「お帰りなさい、どこ行ってたの?」
あれ。昨日言ったハズじゃあ…?
「俺、とキンジの実家だ」
「何しに?」
「うーん……里帰り? 」
適当に誤魔化す。今日のことは知られたくないしな。
「何よそれ」
−部屋からドラグノフを持ってきて、ベランダに出る。
「何してるの?」
スコープを覗く。
「見れば分かるだろう。景色を見てるんだよ 」
「だからってドラグノフのスコープで? 」
「…良いだろう、別に」
夕日が綺麗だな……
「ふわぁぁ… アリア、俺はもう寝るぞ。ご飯はコンビニで買ってきな 」
「ええ…?」
6時間もESSを使っていたんだ。その分、大脳にかかる負担が大きくなる。なので、長時間ESSになったときは長時
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