第七章 C.D.の計略
12月/大晦日
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まわしたりしていた。
それを眺める唯子は、顎に手を当て、肘で支えながらその翼刀を眺めている。
はたから見ると、唯子の顔のだらしなさは「それでいいのか女子」と言われてしまいそうなものだが。
「ってか年越しそばのほうは準備出来てんのか?」
「だいじょーぶだいじょーぶ!茹でるだけだから!!」
「職人が聞いたら文句言いたくなるだろうな、その言葉」
作業を続けながら、翼刀がぼやく。
何はともあれ、楽しい年越しにしたい。
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「変身を解いて、バスに乗ったはいいが・・・・」
「これ、どこに向かってるんでしょうね?」
「ていうか最終的にやっぱり五人・・・・」
「最初に全員揃った意味とはいったい・・・・」
「ほらそこ、ぼやかないで!!点呼取るから返事してねー」
書類パラパラ
「本郷さん」
「はい」
「山本さん」
「オレだ」
「五代さん」
「あ、はいはい!」
「城戸さん」
「あい」
「たっくん」
「おい」
「初めましての人もいますね!僕、クリーニング店経営の菊池啓太郎です!!たっくんの友達です!!」
「おい司会、たっくんやめろ」
「えっとですね。これから皆さんに向かってもらうのは」
「聞けよ!!」
「向かってもらっているのは、ショッカー秘密アジト跡地・・・だそうです!!」
「えっ」
「えっ」
「えっ」
「あっはっは!懐かしいな!!」
「「「えっ!?」」」
デデーン《本郷、アウトー》
「おや、笑ってはいけないんだったな」
「てか軽い・・・」
「40年以上もたてば、つらい話も笑い話にできる。ま、自分に関しての物だけだがね」
「おぉう・・・含蓄のある・・・・」
「ってかおしおきの人は・・・・」
「うっす!!本郷さん、胸・・・じゃなくて、尻を借ります!!」
「おお如月君・・・というかフォーゼ?」
「ライダー電気ショッーク!!」スパーン!!
「ヴオ゛ウッ!?」
「失礼しゃすた!!」
「い、意外と淡白に去っていったな・・・あいつ」
「な、なかなか厳しい・・・・一撃だったな・・・・」
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「もーいーくつねーるーとー。おーしょーおーがーつー♪」
「明日なんだから、もう何度も寝ないでしょ?」
「ほーむーらぁ〜。こういうの
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