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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
12月/クリスマス
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  「必要悪の教会!」
 「暗黒世界保護機構」 「私は天使じゃないのだけれど」


「「滅茶苦茶じゃねーか!!!」」


「しかも暗黒とか撲滅とかは言ってるそこ二人はダメだろ!!」

「え?他人の幸福って私が潰すためにあるんじゃ?」

「鬼!!悪魔!!シスター!!」


「暗黒って・・・いい響きですよね?」

「ああ、こっちはそういうセンスなんだ・・・」


「っていうか、インデックスのもなんか字面は悪者っぽいよな」

「必要悪だし」


「最後のに至ってはあれだ。もはや文句というかただの台詞じゃん」

「私は天使じゃないの」

「知ってるよ!!」


「っていうかあたしを無視するなよ!!」

「いや、周りがちょっとこれだとなぁ・・・・」

「ムカッ。と、に、か、く!!せっかくのクリスマスだってのに、街中で少女を襲うなんて許さねーからな!!」

「いや、襲われそうだったのは俺ぎゃーーー!!!」



「フッ、悪は断たれた・・・・」

「パチパチ」



「え、えっと私は」

「報酬はこの通り、もらっていくんだよ!!」

「あ、あぁ!!?それ売り物のクリスマスケーキ!!」

「「「「「解散!!」」」」」

「不幸だァァアアアアああ!!!」

「俺・・・の・・・・台詞・・・・だ・・・・」



その後各自は

「さやかー!ケーキ持ってきたぜー!!え?ちげーって。ちゃんとした報酬だって」


「ほら駄犬。今日くらいは施しを与えます。中身がぐちゃぐちゃ?文句言うんですか?」


「ハグハグ。おいしーね!!まだまだあるから、いっぱい食べるんだよ!!」
「ハロウィン以来仲良くなったんだ!!って、ミサカはミサカは交友関係を自慢してみる!!」


「考現学部のみんなで食べたほうがおいしいと思って。え?待ってた?あ、ありがとう・・・」


「結弦。ケーキ、一緒に食べよ。辛くないけど」



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「ほい、誕生日プレゼント〜」

「ふえ?あ、ありがとうございます翼刀さん!?っていうか」

「悪いですよはなしな?」

「うぅ・・・はぃ・・・」

海辺の公園で、ベンチに座って一休みをしている翼刀と雪歩。
そしてそれを背後の茂みから覗く真。

「翼刀どこだが知らない?」

「あずささん、案内してあげてください」ヒョイ

「あらあら〜」

「行きましょう!!」

「あら〜」



閑話休題

プレゼントに渡されたのは、翼刀が直感で選んだアクセサリー。
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