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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
12月/クリスマス
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、待ってまってぇーーー!!」

バタン

雪歩の叫びも虚しく、目の前で扉は締まる。
そしてゆっくりと振り返ると、そこには当然、翼刀しかおらず。


「ど、どうしましょう?」

「どうしましょうと言われても。これからどうするつもりだったの?」

「ま、真ちゃんとショッピングに・・・・」

「じゃあ行こうよ」

「へ?」

「予定通りにすればいいさ。なに、今日は誕生日なんだから、それくらいのわがままはありだぜ!」



「え、ちょ。わあいつの間に外に!?」

ガポ

「いつの間にヘルメットを!?」

ストン

「いつの間にバイクに!?」

ヴォン!!

「いつのまにぃぃぃぃ――――――!?」



・・・・こそっ

「よし、後を追うぞ!!へへっ、こういうこともあろうかと、準備してたんだ!!」

チリンチリーン!

「行くぞ、ブルーライジング!!」

シャァァアアアア!!!





「ハッ!!」

「どうしたんですか?唯子さん」

「ごめんまどかちゃん、さやかちゃん。私行かなきゃ」

「え?」

「デュワッ!!」

「唯子さーーーーーん!?」




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「トォオ!!」

「グアッッ!!くそ・・・貴様ら、何者だ!!」


「街行く人々に嫉妬し、それを襲うなど、許されるわけがないだろう!!」

「畜生!!みんな相手がいてうらやましいことだぜ!!もう街の何もかもが妬ましぃ!!」



「本郷さん!!」

「おお、五代君。来てくれたか」

「えっと・・・こいつらは?」

「クリスマス撲滅委員会だそうだ」

「あ、一文字さん」


「そうだ!!我らはこの妬ましい日をぶっ潰すために結集されたのだ!!メンバーは・・・」


「クリスマスドーパント、サンタイマジン、レインドルオルフェノク・・・・特にドーパントは大量生産か」

「な、なぜわかる!?」

「だってほら」

ザラー

「が、ガイアメモリの欠片・・・・」

ドサッ

「すまねえ同志・・・・」

「ど、同志たちが!?」


「あー、うん。みんな捕まえたし」

「ちくしょぉぉおおおお!!」




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「あっちのお店とか行ってみる?」

「は、はいぃ!!そうしますぅ!!」

「あ・・・走ってっちゃったよ。ちょっとまってって!」

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