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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
12月/クリスマス
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クリスマスが今年もやってきた。

時は師走。
天気予報によれば、今日は夜になってから雪が降るらしい。


「今年はホワイトクリスマスか」

「そうだねぇ〜」

「クリスマスプレゼントも期待しててな」

「わあ!ありがとう舜君!!」


時間はまだ明るい11時。

去年はフェイトたちやはやてたち、さらには「EARTH」メンバーを交えてのクリスマスパーティだったが、今年は「EARTH」ビルがあんなんのもあって、「EARTH」主体でのパーティは開かないことになっている。
個人でやる分には自由なので、集まるなら各自でお願いね、ということである。


「うふふ、なんだろうなぁプレゼント。サンタさんからはサンタさんからはぬいぐるみもらったし」

「おう。そうだな」

何を隠そうなのはさん。
いまだにサンタさんを信じているお年頃(にじyうわなにをやめろ)

ちなみにぬいぐるみは凩を元にしたものである。
「EARTH」売店で小1500円、中3000円、大5000円、アンデット態フィギュア12万円で販売中だ。


「今年はヴィヴィオは友達とパーティだっけ?」

「うん。スバルたちのパーティに参加だってさ」

「ってことはだ。俺らは今宵、二人きり?」

「ふ・た・り・き・り♪」

「おぉう・・・・・」

爆ぜろ。
爆ぜてしまえ。



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『みんなー!!今日はクリスマスライブに来てくれてありがとー!!』

「「「わぁーーー!!」」」

「春香ちゃーん!!」「まこぴー!!」「たかねぇーー!!」


『じゃあみんな!!一緒にー!!』

『せーのっ!!』

「「「「萩原雪歩ちゃん、お誕生日おめでとうー!!!」」」」

『みんなありがとぉーーー!!』



「すげぇ」

「さすが・・・・ですね・・・・」

765プロのクリスマスライブ。
とはいえ、オールスターではないが。

最前列の中に、鉄翼刀と青龍は突っ立っていた。


数か月前の、夏のオールスターライブ。

その時のお礼の一環として、以前にもらっていたチケットを使い、二人は今日ここに来ていた。



「しかも萩原さんの誕生日だったとは」

「皆さんに祝ってもらえるなら・・・・彼女もうれしいでしょう・・・・」


ライブは続いていく。
だが、二人が気になるのはそれ以上に

チケット裏に書かれていた、後で来てくださいと書いてあるメモだった。


〜〜〜〜〜〜



「どうも〜」

「あ、翼刀さん、青龍さん!!」


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