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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
11月/文化祭
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黒子』


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「・・・・ちぇ、また私ですか。まいりましたわね、こりゃ」



ピーポーピーポー

「ふふ、見事なお手前でしたわ。副局長に翼刀さん。でも、一つだけ言っておくことがありますの」

「なんだ?」

「わたくしもまた、お姉さまのに踊らされただけの、被害者の一人にすぎなかったってことですのよ・・・・」



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「ほむらちゃん!!みてみてきよしだよ!!」

「え、ええそうね、まどか」

「古本市っていうから本だけかと思ったけど、古CDも売ってるんだね!!」

「殆どが教員の持ってた演歌だけどね・・・・」

「サイコーだよ!!もう私ここで全財産使い果たしてもいい!!」

「まどか!!もっと自分を大切にしなさい!!!」





「あっちテンション高いなぁ」

「そういう小毬ちゃんは何を探してるんだ?」

「絵本だよー。見て見て鈴ちゃん!!「百万回生きたねこ!!」」

「おぉ!!これはあたしも好きな本だ!!」

「だよねー!後は・・・・・」

「?小毬ちゃん、同じ本持ってるぞ」

「え?」

「桃太郎、浦島太郎、金太郎、竜の子太郎・・・・絵が違うだけで、同じのだ」

「でも、絵柄が違うだけで楽しみ方も変わるんだよ?」

「そうなのか?」

「うん!!それにね、中身もチョットずつ違ったりするんだ!!」

「なるほどー」





「おいフィリップ。いつまでいるんだよ」

「待ちたまえ翔太郎。今僕はこの本群を読み漁るのに忙しいんだ」

「本群って・・・100冊近くあるじゃねーか」

「「長門有希の100冊」非常に興味深い。星の本棚によると、彼女は厳密には人間ではなく宇宙人だという。そんな彼女が、かつて興味を持った本というだけで十分に読み直す価値があるよ」





「ちょっとそこの!!勝手に本追加しないで!!」

「うひゃあ!!見つかった!!ぜ、ぜひこの宇宙本をここに置かせてください!!そして流行らせてください!!弦ちゃん助けてー!」

「宇宙キターーーーーーーーーーーーーーー!!!」




「「「「図書室では静かにッッ!!!」」」」




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「巨大迷路?」

「やってくかい?」

「あ、杏子ちゃん」

中庭の一角を丸々使って展開されてい
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