第七章 C.D.の計略
10月/ハロウィン
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
た。
昔のネタの使い回しだろうか、コスプレはハルヒバニー、みくるウェイトレス、長門魔女であった。
男性陣は思いつかなかったのか、適当にスパイダーマン(キョン)とアイアンマン(古泉)だった。
『どうも』
「す・・・すっごい装甲だな・・・・」
『涼宮さんには内緒ですが、これ実は本物のスーツなんです』
「あいつ、こないだシリーズ一気見したみたいでな。古泉が作ることになったスーツが、朝起きたら本物になってたらしい」
『まったく、彼女の力には驚かされますよ』
「・・・ちなみにキョンのほうは?」
「俺は特に・・・・これも今朝思い出してドンキで買ったコスプレだしな」
ヒラヒラと手を振るキョン。
出来はいいものだが、簡単に壊れてしまいそうだ。
『蜘蛛にかまれないように気を付けてくださいね』
「ああ。細心の注意を払っている」
「っくしゅ!!う〜・・・にしても寒いわね!!」
「ンな格好してるお前が悪い」
「なによ!!少しは風邪の心配とかしなさいよ!!」
「仕方ないさ。俺は地獄からの使者だからな」
「あれ?親愛なる隣人じゃなかった?」
「ん?」
「私知ってる!スパイダーマンってあれだよね!!ロボットに乗るんだよね!!」
「何言ってるの唯子さん。そんなのスパイダーマンに出てこないわ」
「まああれだ。何か発揮される前に解散のほうがいいんじゃないか?」
『この家が最後だったんですよ』
「ならいいが」
「ってことで解散よみんな!!気をつけて帰ってね!!キョン、あんたは私を送ってくのよ!!」
「へいへい」
『スーパーパワーで頑張ってください』
「やめろ。本当に目覚めたらどうする」
スタスタ
『では、僕もこれで』
「ああ・・・・そのスーツどうするんだ」
『おそらく今日の日付が変わった時点で元に戻るでしょう。涼宮さんが寒さで閉鎖空間を生んだようなので、では!!』
ボシュッッ!!!
「ふぇ〜」
「アイアンマンスーツで飛んで行っちまった・・・・」
バタン
「翼刀〜きたー?」
「まだだな」
ピンポーン
「お、今度こそ来たかな?」
ガチャ
「いらっしゃい・・・っと」
「「「ハッピーハロウィン!!」」」
「「「トリックオアトリート!!」」」
「どしたのこなたちゃん。大所帯で」
「いやぁ、うちにホームスティしてるパティが」
「今日はハロウィンでス!!みんなで一斉にコスプレしテ、街中を歩き回ることのできる楽しいイベントネ!!」
「だそうで」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ