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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
10月/体育祭 午前の部
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・翼刀」


「オレっすか!?いやあのその・・・あ、あの穴をあけたのは舜さんだ!!」

「俺ェ!?」

「そうだ!!あんたがぶっ放して吹き飛ばしたんだ!!忘れたとは言わせない!!」

「ちょ、待て俺はその時はおい!!なんでこっち見るんだ。やめろ・・・こっち見んな!!」

(俺は何も間違ったことは言ってない・・・・よな?)






そんなこんなで、復旧作業は終わっていく。
あとは、校庭に明いている穴を塞いだり、校舎のセッティングなのだが


「校庭スゲーな」

「復旧作業キター!!」《スコップ・オン》

「あー、手ぇ届かねぇぞ」

「任せとけ!!」《ハンド・オン》

「校舎の時計設置」

「飛びまーす!」《ジャイロ・オン》

「木でも植えるか?」

「掘るぜ!!」《ドリル・オン》

「穴は埋まったけど、均さないとな」

「踏みつけー!」《ジャイアント・フット・オン》

「鉄骨加工を・・・」

「やってみたい!!」《ファ・イヤー、ハンマー・オン》

「瓦礫撤去を」

「まとめて捨てるか!」《ネット・オン》

「服とか汚れちまったな」

「風呂入るか!」

「行くぜ!!」《ウォー・ター・オン》

バシャァ

「・・・・・・言うことは?」

「ごめんなさい」




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数日後


「えー、今回「EARTH」は、大変な事態に見舞われました。今回の事件で、父母の皆様には多大なるご心配を・・・」

復旧した「EARTH」学校の体育館。

壇上に上がった蒔風が、そこで始業式の挨拶をしていた。

ここの生徒数は、かなり多い。
そもそも、能力を持った人間が増えているこの世界になってまだ5年もたっていない。
人種間での軋轢などは、悲しいことにないとは言い切れないが、随時対応できる範囲内だ。

それでも、この世界に対応しきっている学校というとそうそうない。
元々の能力を持っていた家庭もあれば、急に息子、娘が能力に目覚めた、などということもあるので、結局のところ「EARTH」学校は重要な立ち位置を占めているのだ。


「世界が安定してきた、ということは同時に悪意ある者たちも足並みがそろってきた、ということになります。子供たちを誘惑する手段も、多種多様化していくかと思われます。そのためにも〜〜〜」

「当然ながら、学校生徒には一切の危険が及ばぬように、細心の対応を施します。例としては、今回の事件のように管理者アリスによって―――――」

「教職員の方々も、今回はご苦労様でした。今後とも
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