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ヘタリア大帝国
206部分:TURN20 エルミーの来日その七
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の次元に言ってしまいますので」
「これまでのテストでそうなってしまった艦はあるか」
「機械操作で何度も」
 あったというのだ。
「流石に人ではありませんが」
「よかったな。それは」
「はい。ただ何度か危うい場面はありました」
「そうか」
 エルミーのその話を聞いてだ。柴神は犬のその顔に暗いものを見せた。
「気をつけてくれ。若しも向こうの世界に行けばだ」
「向こうの世界とは?」
「いや、何でもない」
 自分が言おうとしていることにだ。柴神は気付いた。それでだ。
 己の言葉を止めてだ。こう言ったのだった。
「とにかくだ。この兵器をか」
「日本でも開発できるでしょうか」
「私は新たな兵器の開発は不得意だが」
 平賀が言ってきた。やはり久重の口で。

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