光の中の闇
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。彼女達は二人の姿を見ると安堵の表情を浮かべた
「ハル!レツ!」
「敵は?」
「逃げられた。ダイゴは?」
「あっちは捕縛しといたわ」
続けて今頃は上忍が連れて行ってるんじゃないと言うカナにハルマはそうかと一言だけ呟く。ダイゴの持つ写輪眼をどうにかしたいが、自分では話を取り合ってくれないだろう
「(後でリン先生に相談するか)・・・・姫も、無事みたいだな」
「あら?私がいたのにそんな不安だった?」
カナが目を吊り上げて言う。これを肯定したら彼女からの突きが待っていると瞬時に理解したハルマは慌てて首を横に振る。しかしレツは気付く事なくあっさりと地雷を踏む
「そりゃあな!何やらかすか分かんねえし」
「馬鹿だ」
腹部を突かれ、悶絶するレツを呆れた様子で見るハルマにアサヒが礼を述べる
「ありがとうございます」
「ん?」
「私は新しい一歩を踏み出す事が出来ました」
アサヒの言葉にハルマは首を振って否定する。自分達は何もしていないからと
「俺達は何もしてないさ。それは姫自身の力だ」
「そういやよ。光の国のことはどうすんだ?」
「さあな。そんなのは上に任せとけばいい。俺達が出る幕じゃない」
自分達が出来る事はない。そう言うとレツも神妙な顔で頷く
「だな。まっ!とりあえずは帰ろうぜ!」
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