ペルソナ3
番外編059話 その頃の技術班 前編
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ろうが。
ともあれ、凛の魔術師としての実力は間違いないのだ。
それだけに、凛が大丈夫だと言ってるのであればと、他の者達も納得する。
「で、他にW世界の技術は……MDか?」
「いや、けど……MDって無人機の制御システムだろ? しかもメギロートとバッタと違って、かなり融通の利かない」
「ああ。けど、その代わりに純粋に戦力として考えれば、そこそこいいらしい。……問題なのは、それを指揮する人員が必要だって事だが」
「無人機なのに、指揮する人員って……」
「まぁ、うちの場合は量産型Wを使えば、ある程度何とかなるだろうけど」
「寧ろ量産型Wをパイロットとして使った方が、戦力的には上だと思うけどな」
「とにかく、MDについてはメギロートやバッタとかと違う方面からのアプローチなんだから、多少なりとも何か改修出来るアイディアはあるかもしれないだろ」
「……そうか? まぁ、それなら多少なりとも見てみるけど」
メギロートのようなAI制御の無人機は、シャドウミラーにとって要と言える存在だ。
それだけに、少しでもその性能を上げられるのであれば、と他の技術者達も納得したように頷く。
まぁ、それぞれが個人所有のメギロートやバッタを持っているので、その性能を少しでも上げる事が出来れば、というのが正直なところなのだろうが。
「さて……じゃあ、本番だ。アクセル代表がわざわざ手に入れた、エピオンに対して」
その言葉に、技術者達の意識は今まで以上に真剣なものになるのだった。
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