暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
番外編059話 その頃の技術班 前編
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ろうが。
 ともあれ、凛の魔術師としての実力は間違いないのだ。
 それだけに、凛が大丈夫だと言ってるのであればと、他の者達も納得する。

「で、他にW世界の技術は……MDか?」
「いや、けど……MDって無人機の制御システムだろ? しかもメギロートとバッタと違って、かなり融通の利かない」
「ああ。けど、その代わりに純粋に戦力として考えれば、そこそこいいらしい。……問題なのは、それを指揮する人員が必要だって事だが」
「無人機なのに、指揮する人員って……」
「まぁ、うちの場合は量産型Wを使えば、ある程度何とかなるだろうけど」
「寧ろ量産型Wをパイロットとして使った方が、戦力的には上だと思うけどな」
「とにかく、MDについてはメギロートやバッタとかと違う方面からのアプローチなんだから、多少なりとも何か改修出来るアイディアはあるかもしれないだろ」
「……そうか? まぁ、それなら多少なりとも見てみるけど」

 メギロートのようなAI制御の無人機は、シャドウミラーにとって要と言える存在だ。
 それだけに、少しでもその性能を上げられるのであれば、と他の技術者達も納得したように頷く。
 まぁ、それぞれが個人所有のメギロートやバッタを持っているので、その性能を少しでも上げる事が出来れば、というのが正直なところなのだろうが。

「さて……じゃあ、本番だ。アクセル代表がわざわざ手に入れた、エピオンに対して」

 その言葉に、技術者達の意識は今まで以上に真剣なものになるのだった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ