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転生とらぶる
ペルソナ3
番外編059話 その頃の技術班 前編
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るのは当然だろう。
 だが、エザリア率いる政治部門の者達が、簡単にそれを引き受ける筈もない。
 エザリアは自分の出身世界であり、ましてや要求してきた相手もコーディネイターというだけあって、少し思うところがあったのだが……だからといって、私情で仕事に手を加える筈もない。
 その後も色々と交渉したのだが、最終的には結果としてザフトが有するニューミレニアムシリーズのザク、グフ、ドム――ただし、ザクは以前入手済みだが――と、セカンドステージシリーズのアビス、セイバー、カオス、インパルス、ガイア。サードシリーズのデスティニー、レジェンド、そしてエザリアはどこから入手したのか言わなかったが、ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスといった機体を入手する事に成功したのだ。
 尚、ミネルバを始めとした運用艦もその中には含まれている。
 ザフトにとっては大きな出費ではあったのだが、SEED世界ではすでにここ暫くの間、戦闘らしい戦闘は殆ど起きていない。
 時々……本当に時々反連合だったり、反ザフトだったり、反オーブだったりといった小さな勢力によって戦闘が起きる事はあるが、戦闘らしい戦闘と言えばその程度だ。
 ましてや、そのような戦闘……いや、テロ行為でも、オーブに駐留しているメギロートやら、最近では対人兵器としてバッタが活躍し、瞬く間に鎮圧してしまう。
 そんな状況で戦闘など起きない以上、高性能な兵器を持っていても意味がないと判断したのだろう。
 勿論戦力を完全にシャドウミラーやオーブに依存するのは、色々と不味い。
 だが、それでもテラフォーミング技術というのは、そのような交換条件を呑んでも、欲しいものだったのだ。
 もっとも、エザリアに変わって交渉を担当したレオンにより、最終的にはテラフォーミング技術をそのまま渡すのではなく、火星をテラフォーミングするという条件に落ち着いたのだが。
 ともあれ、ザフトの主力機や新型艦の設計データを得た技術班は、早速それを改修した。
 一番大きいのは、動力炉を全てブラックホールエンジンにして、テスラ・ドライブを追加した事だろう。
 これにより推進剤は必要なくなり、エネルギー不足にもならなくなったのだ。
 それ以外にもフォールド通信システムを始めとして、色々と追加はされている。
 だが、それらの性能であっても、シャドウミラーの実働班が使っている機体の性能には及ばない。
 だが、そのままにするのも勿体ないという事で、最終的には広範囲殲滅が得意なストライクフリーダム、近接戦闘が得意なインフィニットジャスティス、万能型のデスティニー、ドラグーン特化型のレジェンドといった風に、精霊の卵で運用される事になった。
 結果として、精霊の卵の戦力は大きく上がったのだ。
 実働班を纏めているコーネリアは、元々精霊の卵は
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