変わるもの、変わらないもの。
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をまわして楽しそうに抱きついていて。俺はただただ慌てた表情をしているだけだった。
なぜマルとルビィはこの状況でバッチリカメラ目線ができているのか、疑問は残るけど。
それでもこの写真、これはこれで良い写真が撮れたと思う。
「ハルくん、ルビィちゃん」
マルの声に、俺とルビィがマルを見る。
耳を傾け、マルの次の言葉を待つ。
「これからも三人で、楽しい思い出をたくさん作ろうね!」
「ああ!」
「うん!」
俺とルビィはマルの言葉に強く頷いた。俺は二人とは別の高校になってしまうが、放課後や休日なんかに集まって三人で楽しく遊ぼうという、マルの強い意思が込められているような気がした。
高校を卒業して大学生になっても。
働き出して大人になっても。
俺たち三人は、いつまでも繋がっているだろう。
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