108教団到着
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また祐一きゅんがボロ雑巾になるまで犯されている間に、バスは目的地、月宮稲荷神社総本山(カルト教団)に到着した。
現在宗教行事は元スキーリゾート併設のコンサーホールで行われるが、こんな僻地に来て採算が取れる歌手もおらず、丘から山に繋がるスキー施設もほぼ廃墟、リゾートホテルを住居や事務所としたり、信者を迎えるホテルとして使い、何棟かある施設も病院に改造してある。
こんなくっっっっっっっっっっそ田舎にも病院が出来て里の者も感謝して、ほぼ無医村だったと言うか、医者も逃げ出す「とうほぐ」並のクズの集まりだったのが、信者の医者までいて送迎バスもあり、里のジジイババアは病院と温泉と介護施設も遊技場も利用して、もとから神社の檀家?なので入信していて、死ぬまで面倒見てくれるので競うように資産全額出資している。
「ウォンウォウォウォン! フオオオオオオオッ!」
警備を突破してきた特攻隊バイクが、まず挨拶代わりに本殿前の境内、神様の通り道の石畳で不敬にもマックスターン。
砂が飛び散りゴムが焼ける匂いと煙が立ち上って、石にブラックマーク付けながらドーナットターン数回。
喧嘩を売らないと生きていられない連中なので、まずドッチが上か決めて殴り合うため、挑発して鳥居にションベン引っ掛けて、スプレーアートまでしようとしてモメる、ガンつけする、絡む、ステゴロする。
「パラリララリラ! パリラリラ!」
事前に倉田を監視していた者からも連絡を受けていたが、舞の舎弟達が、大挙して宗教団体に押し寄せた。
余りにも場違いな集団にジジイババア腰抜かして、車椅子の者まで立ち上がって逃げた。
「おうらっ! 夜舞組参上だっ! 道開けやがれっ!」
シャコタン出っ歯煙突付きのチバラギ仕様とか、ルーフ切ってオープンカーにしてあるようなヤンキー車は、遠い駐車場に誘導して一般信者に出くわさないように停車させるのに成功したが、バイク乗車の特攻隊達は本殿前まで展開し、バスが来る前に安全確認?して、姐さん一行が来るのを警護した。
頭悪くても、ガッツさんと手下みたいな屈強な特攻隊連中で常時キレていて、三段警棒とか金属バット、チェーンで武装しているので、表の警備員と信者しかいない教団では制止できなかった。
この連中も大抵、高校の敷地内、舞が守っていた聖地襲撃に参加して、天上天下の主人公みたいに「木刀でぶっ飛ばされからは一目ボレよっ!」な感じで舎弟になったので、一回殴り倒してやると「中間になりたそうな顔でこちらを見ている」系統の、「タイマン張ったらマブダチ理論」が通用するらしい。
対抗して術者連れてきて色々やると、マジ殴り合いになって戦争にハッテン。
先頭で先行一本の特攻隊の兵隊はここで散華して、本隊であるヤンキーどもが車で突入。消耗品である一
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