第六千六百八十五話 存在感が違う
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第六千六百八十五話 存在感が違う
日本の上司の上司の方とお話をしてです、アメリカの上司の人はアメリカに晩餐会の前に言いました。
「私はああした方にはじめて会った」
「凄いだろ」
「うむ、ローマ教皇の様でだ」
それでいてというのです。
「王以上の風格がある」
「そうした方だな」
「あれが皇帝というものか」
「そうみたいだな」
「それも長い歴史を誇るな」
「イギリスだとアーサー王の頃よりも前からあったぞ」
三世紀には存在していたことは間違いありません。
「一説には二千六百年以上だぞ」
「キリストより前か」
「ひょっとしたら最初の十代の人の時は半年が一年とか数えていたかも知れないがな」
だから異常に長寿だったのではという説もあります。
「とにかく長い歴史と伝統を背負われている方だからな」
「格が違うな」
アメリカの上司の人も認める程でした、そのうえで晩餐会に向かうのでした。
第六千六百八十五話 完
2017・11・22
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