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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0227話『対馬との出会い』
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ゃないわよ……ただね、ただよ? 私も信頼はしているけど想像以上の敵深海棲艦が出てきたら撤退もやむなしなんじゃないかって思ってね」
「霞ったらやっぱり心配しているのね。大丈夫よ。私達なら突破できるからね」

そう言って足柄が霞を抱きしめていた。少しだけ顔を赤くさせた霞はそれでもう勘弁したのか、

「わ、わかったわよぅ……だからもう離しなさい」
「うふふー。この照れ屋さん♪」

足柄と霞は実に楽しそうだな。
そんな二人の空間に水を差すのも悪いとは思うけど、

「それじゃみんな。出撃してくれ」
「「「了解」」」

そしてみんなは出撃していった。
定例通りなら対馬はそんなに苦労しないでドロップしそうだからまずは頑張ってもらおうか。







「ま、そんな感じじゃん!」
「いきなりそんな感じとか言われても分からないったら!」
「おおう。霞ちゃん、やっぱりツッコミにキレが入っているねー」
「どうでもいいわよ」

うんうん。やっぱり霞ちゃんはいじりがいがあるよねー。
少しはそれでみんなも肩の力が抜けた感じだしねー。
そんじゃすずやんも少しは制空権を確保するために頑張らせてもらうとしましょうかね。
それで道中で二回の空襲を受けたんだけどこの私にかかればお茶の子さいさいなんてね。
みんなほとんど無傷で突破できたんだよねー。いい感じじゃん。
これもすずやんのおかげって奴?

「その、鈴谷……」
「ノンノン! 那智さん、私はすずやんだよー?」
「そ、そうだな。す、すずやん……」

少しだけ照れが入っているけどまぁいいけどね。

「うん、なに?」
「ここまで順調に来れた感じだが思えは重巡棲姫との戦いは貴様はどう感じているか……?」
「そうだねぇ。まだ戦ってみない事には話もできないけど……だけど私達にかかれば楽勝じゃないの?」
「まぁ……油断はできないがそうだろうな」
「頑張っていくじゃん? 別に死戦じゃないんだからさー」
「そうだな。しかしお前の口から死戦という言葉が出るのは珍しいな」
「そうかな? でも、そんな事もあるって事だよ。別にすずやんは沈む気はさらさらないけどね」
「貴様も強いな……」
「別にそんなことはないんだけどね。あ、それとそろそろボスエリアに突入するからお話はまた後ででいいじゃない?」
「そうだな」

そんな感じでまずは輸送作戦をしながらも重巡棲姫を打倒するために攻略を開始したんだけどね。

「バカメ……ヤクタタズドモメ……マタ、シズンデシマエ……」

重巡棲姫が相変わらず高圧的な態度でそう言ってくるんだけど、いつもの事だからスルーが大事だね。
でもやっぱり少しだけ手強いねー。さの駆逐ワ級がいるのがなんとも……。
ま、でも。

「それでも負け
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