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ヘタリア大帝国
TURN19 イーグル=ダグラスその七
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祖国さんは知ってるのかよ」
「いや、実は僕もあまり知らないんだ」
 アメリカでさえこうだった。キャシーに問われてもこんな有様である。
「何しろ今まで忙しくて。付き合いがなかったからな」
「じゃあ気にしなくていいな」
 ダグラスはカナダはこれで終わらせた。
「そんな目立たない国のことはな」
「よし、じゃあカナダは思い出したら話をしよう」
 アメリカは一同に言った。
「では日本との戦いのことをさらにな」
「よし、話そう」
 ダグラスが応えてだ。そうしてだった。
 日本帝国との戦いのことを話していく。ダグラスは就任早々国家や提督達をまとめた。そのうえで彼は旗艦エンタープライズの艦橋に留まった。その彼にだ。
 まだ残っているクリスがだ。こう尋ねてきた。
「ヒーローになるって言ってたけれど」
「さっきの話か」
「それは今で終わりではないわね」
「それも言った通りだ。俺はな」
「さらになのね」
「この国の大統領になる」
 強い意志をその目に込めてだ。ダグラスは言った。

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