第三話 暗殺の裏幕
[8]前話 [2]次話
短いです、すみません。
サブタイトル的に、此処で分けないと駄目だったので。
暗殺者経歴は、お察し下さい。
********************************************
第三話 暗殺の裏幕
■オーディン 某所
「あの女、大言壮語吐いたくせに失敗するとは!」
「手練れの物が居たのでしょう」
「あの者から、こちらの正体が知れることはあるまいな?」
「それは、ご心配無用でございます。
かの者は叛徒共からの亡命者。ガンダルヴァ星系とかで植民者の反乱に毒ガスを使い住民を虐殺したとか。上層部の命令で暴徒鎮圧用無気力ガスだと、だまされたそうですが上層部がそれを隠すためにかの者達を事故に見せかけて皆殺にした中で唯一逃げてきた者、我々が突き出せば死有のみでございましたからな。生きるためには何でもしましょう」
「フフフどうせ成功しても始末するつもりであったのであろう」
「これは手厳しいすべては閣下の為でございます」
「おぬしには苦労かけるの」
「いえ臣の成すところでございます」
「しかしこれであの赤子の周囲に手を出し辛くなった」
「しかし男児ではありませんのでさほど気にする必要はないのでは」
「うむそうじゃな、昨年の赤子は男児であったあのときは見事に死産と言うことになってくれたからの」
「今回の事で、昨年の死産は暗殺だったとの噂が真実味を持ってまことしやかに流れ始めておりますから」
「ここ暫くはおとなしくするのが肝要であろう」
「御意」
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ