暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~prelude~
~Become my slave!~
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「ただいまー……」

まぁ、誰もいないのだが。ゴトッ…… と音を立て、ベレッタとデザートイーグル、西洋剣をテーブルに並べる。


−ピンポーン……

ん?誰だ……?

−ピンポーン……

キンジか……?いや、でもなぁ……

−ピポピポピピピピピピピピピピピンポーン……

うるさっ!ぜってーキンジじゃない。それだけは断言出来る。


−ガチャっ


「..........?....................アリア!?」

何でコイツがここに..........!? ていうか何で部屋の場所分かった.......... ストーカー!?

あ、っておい何故勝手に入ってる!?不法侵入!

「荷物、中に運んどきなさい! へー…… 結構キッチリしてるのね。ねぇ、トイレどこ?」

「廊下の奥。右側だ」

何で答えたの!俺!?


−ガチャっ

あ、入っちゃった.......... どうしよう。アリアのヤツ、トランクまで持ってきてるんだが。
..........何するつもりだ?


−ジャー…… パタン。

「あんたここ、一人部屋?」

異様に重いトランクを頑張って入れている俺には目もくれず、そんなことを聞いてくる。

「いや、2人か3人部屋だと思う。寝室の他にも空き部屋が2つくらいあったからな」

そしてリビングの一番奥、窓の辺りまで侵入していく。

「まあいいわ」

何がだよ。

くるっ−と。その身体を夕日に染め、振り返った。しゃらり と長いツインテールが、曲線を描いてその動きを追う。

「彩斗−あたしのドレイになりなさい!」

ドレイ……どれい……奴隷……!?どうしてこうなった。

「ちょっと待て。……どーゆー意味だ?」

「そのまんまの意味よ」

ぽふっ。っとアリアがソファーに座る。ちゃき、と組んだ足の太ももから2丁拳銃のガバメントが片方のぞいた。

「ねえ、何か飲み物ない?」

「水・お茶・コーヒー・紅茶。どれか選びな」

「コーヒー!エスプレッソ・ルンゴ・ドッピオ!砂糖はカンナ!」

「かしこまりました」

−と、ちょっとふざけ、キッチンに置いてあるコーヒーメーカーに手を伸ばす。

「エスプレッソのルンゴかドッピオ..........砂糖はカンナ……キビ糖か。 あれ、キビ糖あったっけ?」

ちなみに俺、コーヒーマニアでもある。アリアの注文したコーヒー、あれは旨い。

−何とかキビ糖を見つけた。

「まだー?」

「もう終わる。はい、これでいいか? 」

−コトッ

「ずず…… あら、美味しいじゃない」

「それはどうも。て言うか、俺の部屋だからあったんであって、他のやつらの
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ