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ヘタリア大帝国
193部分:TURN19 イーグル=ダグラスその五
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ーのその肩をぽんと押す。するとだ。
 キャシーはそれで目を開いてだ。こう言うのだった。
「何だよ。会議はもう終わりかい?」
「まだ途中よ」
「そうかよ。じゃあもう一眠りすっか」
「あの、ブラッドレイ中将」
 イザベラは真面目な顔でキャシーを注意してきた。
「仮にも提督ならばです。もっと真剣に」
「おいおい、士官学校の時と変わらないな」
「当然です。軍人たるものは生真面目に」
「だからな。おめえは真面目過ぎるんだよ」
「中将が不真面目過ぎるのです」
「同期で階級も同じなのにその口調は止めろよ」
 くだけた調子でだ。言うキャシーだった。
「本当によ。居眠り位でよ」
「居眠りは最もあってはならないことです」
 やはりイザベラは真面目だ。まだ言うのだった。

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