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ヘタリア大帝国
191部分:TURN19 イーグル=ダグラスその二
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ね」
「いいのかい?」
「かなりね。異性運は特にね」
「ははは、それは何よりだ」
「けれど金銭運はあまりないわね」 
 そちらはだ。よくないというのだ。
「遊び過ぎね」
「確かにな。給料は殆ど消えてるさ」
「それでも遊ぶのは止めないのね」
「俺のライフワークさ。まあとにかくな」
「ええ、後はね」
「新しい司令長官を迎えましょう」
 イザベラは真面目にアメリカや他の提督達に言う。
「もうすぐ来られる筈です」
「そうだな。じゃあこのまま待とう」
 ネクソンは根拠がないまでに明るい。
「新しい司令長官はどういう人かな」
「イーグル=ダグラスですか」
 イザベラはこの名前にだ。記憶に刺激を感じていた。
 そしてそのうえでだ。こう同席している者達に言うのだった。
「何処かで聞いた名前ですね」
「あれっ、イザベラは知らないの?」
 そのイザベラにだ。ララーが言ってきた。
「イーグル=ダグラスって。ララーでも知ってるのに」
「何処かで聞いたことがあるけれど」
「それでも知らないの?」
「誰だったかしら」
「まあイザベラはずっと勉強と訓練ばっかりだったからね」
 キャシーがそのイザベラの横からララーに話す。

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