0226話『潜水新棲姫の攻略』
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
第一海域『第二遊撃部隊、抜錨!』の作戦が終了したために私達は第二作戦海域『捷一号作戦、発動準備』へと移行を開始していた。
それによって第三艦隊での七隻での出撃が可能となったためにさっそくそのための編成を組もうと思う。
第一海域と同じく正規空母を含まない編成を強いられるために第一海域で使った志摩艦隊を再度使う形になるけどそれはしかたがない。
「それではこのわたくしにお任せくださいましね!」
今回第二海域でのギミックを解除するために熊野を旗艦に置いて三隈と同じく制空権を保ってもらうために使う役目を与えた。
それによって七隻編成で出撃できる事もあって少しだけ浮かれている感じである。
「それじゃ熊野。君だけがこの第二海域で初めて使われることになってしかも第三艦隊での七隻編成で初めて使われる身だからある意味実験的な立場だけどよろしく頼む」
「わかりましたわ。この熊野に任せておいてくださいね!」
「ああ」
次に潮へと視線を送る。
「それじゃ潮。対潜掃討の任も任せたよ」
「わ、わかりました。せい一杯頑張ります……」
少しだけ緊張した感じの潮。
それもそうか。改二になってからあまり育てていなかったこともあって対潜装備フル装備でも練度が少し足りていないのか先制対潜がまだできないから心配なんだろうな。
「潮。なにも先制対潜ができないからって悲観することは無い。それを言ったら昔はそんなのはなかったんだからな。ようは気の持ちようだぞ」
「は、はい! そうですよね! 頑張ります!」
それで少しだけ元気を取りもどした潮を見て私はよかったと思う。
それから後は他のみんなに視線を送って、
「それじゃ後は第一海域で活躍してもらったみんなで対応を頼む」
「お任せください。熊野の面倒はわたくしが見ますわ」
「阿武隈も対潜を頑張りますね!」
「右に同じくー。リベにお任せ!」
「まぁやるだけやってやるわ」
「まぁまぁ霞さん。そう邪険にならないで……この初霜も頑張りますね」
三隈、阿武隈、リベッチオ、霞、初霜も第一海域から引き続いて活躍してもらう。
「それではみんな。まずは潜水新棲姫を倒すことに専念してくれ。出撃準備を頼む」
「「「了解!」」」
みんなはそれで出撃していった。
……さて、このわたくしが出撃するのですから必ず制空権を獲得いたしますわよ!
わたくしはそう決意して三隈さんとの協力も兼ねて頑張ろうと思っていましたわ。
そしてさっそくとばかりに潜水艦の群れと接触いたしましたので、
「それでは先制対潜の皆さま、よろしくお願いしますわ!」
旗艦らしくそうみなさんにお願いしました。
それによってみなさんは返事を返してくれたのでわたくしも少
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ