188部分:TURN18 ガメリカ共和国その十
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じないのなら僕を信じないことだ!」
祖国であるだ。彼をだというのだ。
「そうなることだ!僕を信じないのか!」
「い、いえそれは」
「そんなことはありません」
知事達もそう言われるとだ。こう返す他なかった。
「私達もガメリカ人です」
「それならば」
「そうだな。ガメリカ市民なら僕を信じてくれるな」
「当然です、祖国さんを信じない人はいません」
「その国の人間なら」
「そうだな。彼等も僕の国民なんだ」
アメリカは今度は腕を組んでそのうえで言い切る。
「彼等のことはよくわかる。だから安心するんだ」
「はい、わかりました」
「それなら」
「彼等のことは僕に任せてくれ」
アメリカは責任を持ちだ。彼等を守護するということでもあった。
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