第13話:材料探しはリゾート探し!?(その3)+イベント発生!?
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ちぎってお皿に乗せてマヨネーズを掛けておきます。ちゃんとフォークもありますからね。食材については固定化の為、品質には何も問題有りません。
そうこうしているうちに、お客さんの目が覚めたようです。通じるか判りませんが、友好の為にも声を掛けましょう。
「目が覚めましたか?獣たちは追い払いましたからもう大丈夫ですよ。僕はアルバート・クリス・フォン・ボンバードといいます。何処か痛い所とか有りませんか?」
「あなたが助けてくれたのか?あれだけの獣で逃げ切れず、もうダメだと思っていたが、助けて頂いて感謝する。私はアルメリアと申します。有り難う。」
「どう致しまして。怪我の方も治療しておきましたが、どうですか?」
「驚いたな。何処も痛い所がない。こんなに綺麗に直るなんて、あなたは優秀な水メイジのようだ。」
「それは良かった。疲れてお腹も減っているでしょう。ちょうど夕食の準備ができた所ですから、一緒に食べませんか?」
そんなことを話していたところ、ようやく『ヴァルファーレ』に気付いたようで、口を開けて目が点になってしまいました。やっぱり初めて見る人はみんな似たような反応をするんですね。
「驚かせて済みません。この子は『ヴァルファーレ』と言って、僕の使い魔です。決して危険はありませんから安心してください。」
そう紹介すると、はっと気が付いたようです。
「これが使い魔か?初めてみた。なんて大きくて、立派なんだろう。こんな幻獣がいるなんて驚きだ。」
「皆さんそう言います。僕の国では人気者で、時々背中に人を乗せて飛んであげたりしているんですよ。」
「背中に乗れるのか?空を飛べるなんて気持ちいいだろうね。」
「最高の乗り心地ですよ。それよりも此方にどうぞ。食事にしましょう。」
どうやら友好的に話が出来そうです。これで、やっと落ち着いて夕食が食べられますね。
そんな訳で、エルフの女性と初めて会って、一緒に夕食を食べています。話に聞くとおりすごい美人さんですね。スリムな体型ですが、胸は普通にCカップ位のようです。ルクシャナは胸に劣等感を持っていたようですからエルフの胸はあまり発達しないと思っていました。ティファニアは例外中の例外でしょう。
獣たちに追われて走り回ってよほどお腹が減っていたようで、用意した分の食事では足りなくて、追加で3回分の材料を使ってやっと間に合いました。エルフっていつもこんなに食べるのでしょうか?スリムな体でどこに入っているのか悩みます。
夕食後は椰子の実のジュースを飲みながら、お話タイムです。
お互い、何でこんな所にいるのかから疑問に思っていたので、質問合戦になっています。
「あなた方の国では、エルフは恐れられていたと思うが、私とこんなに近くにいて
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