暁 〜小説投稿サイト〜
艦隊これくしょん〜侵食された者の決意〜
第一話 REBOOT〜復活〜
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が赤くなっている。それ以外の変化はないが、かなりの変化である。
「どうなってんだ一体…」
そして今更ながらあたりを見回してもう一度いう。
「ここは何処だそしてぇ!」
『ゴチャゴチャウルサインダヨ!ビョウニンハオトナシクネルノガニンゲンジャナイノカ!』
大声と共に扉から誰かが入ってくる。
そちらを見ると、レ級がイライラしながらこちらを見ていた。
「レ級!?」
近くを見るが、ゲーマドライバーも何もない。丸裸同然であった。
『ヘェ。イチニチモタタナイノニウゴケルノカ。ナラ…』
レ級は主砲を俺に向ける。
「オイ、それで何するつもりだ」
『キマッテルダロ。テストサ』
次の瞬間、砲撃音が響く。
不味い。そう思った瞬間、俺の手から光が漏れ__
「だっしゃあ!」
腕に巻き付いた槍で一刀両断していた。ほぼ反射神経のみで。
『オ』
「何のつもりだこの野郎!殺す気かテメェ!」
『イヤ、イチドシンデルカラネ』
レ級の言葉に思い当たる節もあるが取り敢えず槍を出したままレ級にいう。
「どういうことか説明しやがれ下さいこんちしょう!」
『マーキョクタンニイウトダネ』
レ級が説明に入ろうとすると、またも扉から誰か現れる。
「ちょっとレ級。今の騒音何…って」
その人物は、俺もよく知っていた。
「起きたの提督!?」
「なんでお前がいんだヲ級!?」
『オヤ、シリアイナノカ』
ただただカオスな顔合わせでしかないこの場に、ツッコミを入れる余裕すら今はない。取り敢えず誰から説明を聞けばいいか分からない。
『デ、セツメイハ?』
空気を読んだレ級が説明に入りたそうにしていた。ならばお言葉に甘えて。
「どういうことか説明しやがれ下さい」
土下座して頼んだ。





__________






食堂らしき場所に場所を移して、ヲ級手製の朝食を食べながら、俺はレ級の説明を聞いていた。
「つまり…俺は深海棲艦化した事で復活して不死身と深海棲艦の呪いを受けたと。現状悪化したな俺の身体…」
『オドロイタヨ。マサカスデニ深海棲艦ノイチブイショクデ深海棲艦化シテタンダカラ。トハイエシンショクハヒドカッタシソノオカゲデタスカッタトオモエバイイトハオモウヨ』
「今更だが、こうして名もなき狩人の恩恵がここで生きるとは思わなかった…」
俺自身に呆れながらも、生きていることに感謝しなくてはならない。いや実際一度死にかけ一度死ぬと言うのは体験は二度としたくはない。
「何にせよ良かったと言う他無いね」
「ヲ級もサンキュな。あそこにお前いなきゃ本当に死んでたかもな」
『マァシンダラコウカクリツデシンショクタイノ深海棲艦ノタンジョウダロウネ。ヒジョウニワラエナイガ』
レ級の呆れ声に反論もできない。
『ソウソウ。キミノコシニマ
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