0225話『戦艦棲姫を率いる軽空母』
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
それではあきつ丸たちにボスまでの羅針盤を解放してもらったので攻略艦隊を組む事にするか。
今回は志摩艦隊が活躍する事になっているのでメンバーは大半を志摩艦隊にするつもりである。
だから私はこの子達を呼ぶ事にした。
「というわけだ。ほぼ志摩艦隊で固めたメンバーだから話もしやすいだろう。みんな頼むぞ。まずは那智と足柄」
「うむ!」
「ええ!」
それで元気よく言葉を返してくる二人。
「那智には志摩艦隊の旗艦を務めてもらいたい。できるな?」
「当然だ。いつでもいいぞ!」
「それでは頼む。足柄はそんな那智を支えてやってくれ」
「任せておいて! 存分に活躍してあげるんだから!」
那智は握りこぶしを作って余裕の笑みを浮かべ、足柄はニシシと笑みを浮かべていた。
うんうん。やっぱりこの二人が揃うと頼もしいよな。
「次だ。昨日の編成から引き続き初霜と三隈、頼んだぞ」
「お任せください」
「必ずお役に立ちますね」
二人はそれで強気に言葉を返してくれた。
初霜は唯一の対潜係で三隈も制空権を獲得するための戦闘機運搬要員だ。
だから二人ともそれぞれ頼りにしてもらっている。
「うん。そして霞。今回は対空掃討を一人ですることになるけどよろしくな」
「ふんっ! それくらい余裕だわ。任せておきなさい!」
霞はいつも通りな感じで強気な態度で応じてくれた。
やはりこの調子がとうどいいよな霞には。
「そして最後に殿は阿武隈、頼むぞ」
「お任せください! 一人目のあたしに負けないくらい活躍するんだから!」
そう、今回は多分大丈夫だろうけど一応練度93の二人目の阿武隈を使用する事になった。
由良が改二になった事で甲標的要員が三人になったけど夏とかの運用を思い出すと胃が痛いからな。なるべく本戦力の阿武隈は温存しておきたい。
「今回の敵編成には戦艦棲姫が含まれているが無理して倒す必要はないぞ。旗艦の軽空母を倒すだけでいいんだからな」
「だが、倒せれば倒した方がいいのだろう?」
「まぁできるならやってくれ、那智」
「ふふ。このメンバーで戦艦棲姫を倒すか。なかなか骨が折れそうではないか。楽しみだな」
「もう、那智姉さんたらまたそんな負けフラグを立てるんだから……」
「何を言う。必ず勝って見せるさ」
そう言って那智と足柄の二人は少しだけ言い争っているのを見ていると霞は案の定溜息を吐いていたのは見なかったことにしよう。
「それでだけど、今回は三隈だけが唯一の制空権のかなめだからおそらく制空権は確保は出来ない事を予想できる。なんせ軽空母があちらには三隻もいるからな。
だから少し辛い戦いになるだろうことを予測するけどなんとか勝ちを拾ってくれ。航空基地隊もできるだけ援助をするから」
「
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ