第四十二話
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つして……………………飛びっきりの笑顔になった。
「はぁい、みなさん、おはようございまーす!きょうもげんきにおうたをきかせてくださいねー!」
保育士が現れた。
「ぶっ………………くっ…………くふぅ………………。」
「ぷふっ…………ふっ………………ふふっ………………。」
我慢してたけど、やっぱり無理だった。
「ぶぁっはっはっはっは!なんだよ今の!もっ、もう!完成度高すぎるわ!」
「はははははははははっ!ほんと、なんですか!オーラが、オーラが出てるっ!」
二人して盛大に吹き出してしまった。いやだって、完成度高すぎてもう。
「ふっ、これでも昔は保育士を目指してたからな…………子どものお世話ならお手の物よ。」
と、酒を煽る長門さん。保育士は保育園児の前で酒を飲まねぇよ。
「じゃあ、はいはい!次私が!電さんのまね!」
……………………はい?
「電の本気をみるのです!」
そのまんまだった。
「え、キモッ!似すぎ!キモッ!」
「あぁ、千尋は初めて聴くのか。ほんと、似すぎて気持ち悪い。まぁ、面白いけどな。」
どうやら前にも聞いたことがあるのか、なんともないといった様子の長門さん。いや、声帯同じってレベルで似てたぞ今の。
「さぁて、盛り上がってきたし、じゃんじゃん飲むぞ!」
いや、こっちとしては謎が深まったんですけど。
そんな俺はお構いなしに、どんどん飲み始める長門さんと青葉。
……………………誰か、助けて。
―翌朝 大会議室―
「…………おい、千尋と青葉と長門さんは?まだ来てねぇのか?」
朝の朝礼が始まろうとしてるのに、未だにその三人が来ていない。
「んー、俺は知らねぇな。春雨、なんか知らねぇか?」
「いえ…………なにも。」
全く、まさか昨日のバスケの疲れが溜まった訳じゃねぇよな?しかし、それだと長門さんや青葉が来ない理由が分からない。
すると、大会議室の扉が開かれて、提督と大淀さんが入ってきた。
「ん、長門はどうしたんだ?」
いつもは提督が入ってくると必ず聞こえてきた長門さんの号令がなく、変な顔をする提督。
「それが、来てないんですよ。あと、青葉に二号も。」
と、誰かが言った。
「ふむ…………?まぁいい。あの三人には後で執務室に来てもらうとして、始めるぞ。」
と、朝礼が始まっ
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