第二話 パーソナルコンピューターウイルス(後編)
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
よめない!でもあたいテストいらないよ 幻想郷最強だもの♪」
何だって!?バカすぎるじゃねぇか!
しかも、こいつのスペルカード?とやらは全然怖きゃねぇww
そして、幻想郷というところからの出身だということを知った。
「あうあうバカってゆーな! あたいはバカじゃないもん! だってあさごはんちゃんと食べてるし 寝る前はみがきするもん♪」
当たり前である。バカでも朝御飯は食べる。
「あうあうバカってゆーな! あたいはバカじゃないもん! まるきゅーまるまるんきゅーきゅーきゅー さぁみんなでおでんぱラヴガール! これでみんなしったでしょ? あたいはバカじゃない!♪」
何かすごい格好良く言い切ったがあきらかにバカである。僕らは黙りこんだ。
「どーた!すごいだろぉ〜!」
自慢気に言われても・・・と、思ってると
「すごい!すごい!」
と、部長が誉め出した。謎の部長の反応に僕はため息をついた。一方チルノは調子にのって、
「あたいのサイキョーがわかったか!」
それに対して部長は
「わかった〜わかった〜!」
僕は部長の反応がおかしいと思い
「部長!あの〜」
と、切り出した。すると部長は
「だがしかしな・・・」
そのとき部長は作戦を実行していたことに気付き僕は引き下がった。
「なんだ?」
チルノはそう答えた。部長は言った。
「俺たちの大事な部下達をいじめないでくれるかなぁ?」
僕は感動した。部長は頼りないがちゃんと僕たちのことを考えてくれてるのだと。
「皆を早く元に戻せ!」
と、部長は叫んだ。
「サイキョーであるあたいが・・・」
どうやらバカのチルノにもその言葉は響いたようだ。
「そーだ!戻せ!」
僕も部長に加勢した。チルノは
「わかったよ・・・あたいが元の世界に帰ればいいんでしょ」と言った。部長は
「早く帰れ!」と言った。
「はいはい・・・バイバーイ!」
と言ってチルノは去っていった。
「ようやく帰ったか・・・」
「ふぅ・・・」
僕達が一息つくと。
「あれ?今までの俺は何を?」
と、懐かしい副部長の声が聞こえた。
僕達は副部長に飛び付いた。
「何があったんだよw」
と、何も知らない副部長は笑っていた。
そんなとき、空は晴れてきた。そして、氷も全て溶けていった。
副部長は部長にいつものように
「部長は何をやっていたのかな?真面目にやってくれないのかね。」
と言い。
「へーい。」と、部長はへんじした。
部長のおかげで世界は救われたのにね・・・と、心の奥底で思った。
「さぁて!寒元は新聞作り頑張れよ!」
「はい!」
こうして、僕の初めての異変経験は終了した。
その頃、チルノは幻想郷のとある草むらに倒れていた。
「あれは、なんだったんだろ?」
「あたいはただボタンを押し
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ