第二話 パーソナルコンピューターウイルス(後編)
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僕らは急いで学校を出て、外の様子を伺った。
「なにがあったんだ・・・」
僕はそう口ずさんだ。
まるで別世界のように変わっていた。
「あぁ・・・どう考えてもおかしいぞ。」
副部長がそう言うと、部長が
「これは、異変だな。」
と、言った。確かにそうである。
「そうですね・・・」と、僕は返答した。
副部長は直ちにこの状況がどういった現象なのか調べだした。すると、
「ヌオッ!」
と、叫んで地べたに倒れ込んだ。
「副部長!」
僕たちは驚いて慌てた。すると、副部長は凍っていたのだった。その姿は物理的に有り得ないことだろうと。何をすればいいかわからなかった。とりあえず僕達は副部長が射たれた先を見た。すると、なにかがいた。
「あたいったらサイキョーね。」
その声が凍った町に響き渡った。
僕は
「は!?何がだ!?皆を凍らせて何がたのしいんだ!?」
と、キレた。すると、奴は
「楽しいじゃん!蛙を凍らすのと同じくらい。」
と、答えた。
僕は、なんて答えればいいのかわからなかった。その矢先僕は、
「この・・・バカ!」
と、叫んだ。すると、奴は
「ムキー!今日も馬鹿って言われた〜!なんで、いっつもいっつもバカバカって言うのさ〜!あたいは馬鹿じゃないもん!」
と、キレてきた。いつもバカって言われてるらしいww僕たちが笑っていると奴は
「そうだ!歌を歌ってバカじゃないって証明すればいいんだ!」
(は?何をいっている。そんなんでバカじゃないことが証明できると思っているのか。やはり、バカだ。)と、僕たちは思った。
「よーし!見てろ〜。どこぞのミスチーよりも上手い歌、歌ってやるんだから。」
(ミスチーって誰ww)
「それでは!聞いてください!歌はあたいで!おでんぱ☆ラヴガール」
何やらいきなりそこはライブ会場へと変わった。何が起こるのか予想がつかなかった。
「今日もげんき くるくるあたま あたいはバカじゃないもん!♪」
何やら歌いだした。そして踊り出した。まるでアイドルかのように。ダンスグループのリーダーの僕から見ては下手。それに合唱団に所属している僕からみては相当歌が下手にしか見てない。ジャイ○ンに匹敵するレベルである。
「はじめにあたいはチルノ 氷の妖精なの♪」
奴はチルノっていう氷の妖精らしい。
僕らは妖精なんて信じられなかった。しかし、こんなことするなら有り得るかも、と思い出した。
「みんなから バカバカいわれてるけど バカじゃないもん! あたいの最強なとこ 見せちゃう覚悟しな それじゃあスペルカードはつどう♪」
スペルカードとは何なのか。僕達は何が起こるのか予想がつかなかった。
「1+1わからない そろばんっておいしいの?でもあたいすごくげんきだよ バカは風邪ひかないんだもん いつもテストは0点 問題の字が
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