暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Aそうだ、合宿へ行こう〜Objective〜
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いからな」
「「「「「はいっ!」」」」」
たぶんわたしとフォルセティは二つ返事で許可してくれそう。イクスも、シャルさんならすぐに許可しそうだし、というか一緒に付いて来そう。コロナとリオはどうだろう。一緒に行きたいな〜。
『皆さんのお越しを――』
『『『お待ちしております!』』』
†††Sideヴィヴィオ⇒フォルセティ†††
ナカジマ邸で合宿の話を聞いて、そのまま解散となったから僕たちもそれぞれ家路に着いた。海辺がすぐそこっていう僕の家が見えて来て頃、庭にあたる砂浜を見て「あれ?」っていつもと違うことに気付いた。
「スタンディングバック・・・?」
打撃訓練用の器具が建てられていて、側には「ヴィータお姉ちゃんとザフィーラ」が居た。僕は2人の元へ駆け出しながら「ただいまー!」って挨拶をした。
「おう! おかえりフォルセティ!」
「ああ」
僕を迎えてくれた2人にスタンディングバックや、さっきは見えてなかったキックミートもあって、ソレを指差して「どうしたの? ソレ」って聞いてみた。
「ん? ああコレか? ほら、時々近所の子供に格闘技の指導やってんだろ? 最初は本格的な事はやるつもりはなかったけどさ。これが結構評判良くて親御さんからも、是非とも御指導を、なんてお願いされたからな。だったらあたしとザフィーラもやってやろうってさ」
「そうなんだ〜」
「そういうわけでさ、フォルセティ。お前もやらね? お前も何気に筋が良いしさ。セインテストってやっぱそういう血筋なんかね〜」
ヴィータお姉ちゃんに一緒に格闘技をやろうって誘われたけど、「ごめん。僕はいいや」って断った。僕は格闘スタイルじゃなくて魔導師スタイルを目指してるからだ。体を鍛えることは間違ってないって判ってるけど・・・。
「あぁ? お姉ちゃんが一緒にやろうって言ってるんだから答えは、うん良いよ、だろ?」
「ええー? ヴィータお姉ちゃん、さすがにそれは横暴だよ〜」
左腕を僕の肩に回して、右拳で僕の頭をグリグリするヴィータお姉ちゃん。そんな僕とヴィータお姉ちゃんを見てたザフィーラから「察してやってくれ、フォルセティ」そう言われたから小首を傾げた。
「ヴィータはもっとお前を構いたいのだ。最近はお前もよく出かけていて、なかなか遊んでやれなかったと寂しいのだ。姉心というやつだな」
ヴィータお姉ちゃんやザフィーラだけじゃなくて、シグナムお姉ちゃんやシャマルお姉ちゃん、アインスお姉ちゃん、リインお姉ちゃん、アイリお姉ちゃん、アギトお姉ちゃんもみんな、僕を本当に大事にしてくれる。それを改めて思う。
「ちっ、違ぇ・・・くもねえけど! たとえ魔導師目指してても、やっぱ男ならまともに鍛えてねぇもやしっ子でいちゃいけねえっ
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