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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Aそうだ、合宿へ行こう〜Objective〜
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てなかったけど、強くなったなら何かしらの実績が欲しいな〜って、学院のお昼休みでそう漏らした時・・・
――年齢とかの条件があるからすぐには参加できないけど、DSAAが開催するインターミドル・チャンピオンシップに参加してみれば?――
フォルセティがそう提案してくれた。DSAAは次元世界のスポーツ競技の運営団体の1つで、インターミドルは全部の管理世界の10歳から19歳の魔導師が参加できる公式魔法戦競技会だ。地区の選考会の結果で組み合わせを決めて、ノービスとエリートの2クラスで予選をして地区代表を決める。そこからミッド中央部17区で選抜された20人と、前大会の都市本戦優勝者の計21人で都市本戦をやる。そしてミッド各都市本戦の優勝者から世界代表を決める、とても大きな競技会だ。
(正直、いきなりそんな大きな競技会に出るのは恐れ多いけど・・・)
――ヴィヴィオは努力家で頑張り屋だから、今からしっかり練習を積めば良い成績を残せると思う。もし参加するなら僕に出来る範囲で手伝うよ――
フォルセティがそう言ってくれたから、わたしは出場を決めた。フォルセティの期待を裏切らないようにしたいなって思う。
「予選開始は来年の7月。残り11ヵ月であたしに考えうるあらゆる特訓で、ヴィヴィオとリオを鍛えるつもりだ。コロナはまだ決めかねているみたいだから保留だ」
「えへへ、ごめんね。今はまだ自信がそんなになくて。フォルセティ君も、支えてくれるって言ってくれてたのに・・・」
コロナは優しいから、わたしに付き合ってくれてるんだよね。でもコロナだって魔法がすごいから、そこを伸ばせばきっとすごい選手になれると思う。でも今は「大丈夫だよ」って微笑むフォルセティに倣って、「うん、焦らなくていいよ」って言ってあげたい。
「そう言えばインターミドルって、デバイスが必要だったんじゃなかったんスかね〜?」
「あらウェンディ、よく知ってるわね。インターミドルの参加資格は3つ。10代であること、クラス3以上のデバイス所し装備すること、コーチとセカンドが居ること」
デバイスが必要っていうことに、判っていてもドキッとする。ウェンディが「ヴィヴィオ達は持ってるんスか?」って聞いてきて、真っ先にリオが「はいはい! 持ってまーす!」って挙手した。ウェンディとリオがチラッとわたしを見てきたから、「持ってません・・・」って肩を落とした。
「なのはママが、基礎も済んでいないうちにデバイスなんか要りません、って・・・」
「あら〜。なのはちゃんは戦技教導隊のエースだから、魔法に関してはやっぱり厳しいというかしっかりとしてるのね」
「そうなんです〜」
「ま、まあ予選まで1年近くあるんだ。その頃にはなのはさんも、何かしらの事はしてくれるはずだ。もう伝えて
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