178部分:TURN17 南京戦の後でその九
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度は黒パンを手にして述べた。
「私達は勝つ、そしてだ」
「ええ、世界の盟主になりましょう」
グレシアが微笑みそのレーティアの言葉に応える。
「何があろうともね」
「私の戦略に狂いはない。私がいる限り必ず果たせる」
レーティアは確信していた。自分ならばできるとだ。だがそれでも彼女は気付いていなかった。若し自分がいなければどうなるか、ドクツは今彼女だけが柱だということには気付いていなかったのだ。
そのことに彼女も他の者も気付かないままドクツは進んでいた。果てし無い道の途中には様々なことがあることにもだ。今は誰も気付いていなかった。
TURN17 完
2012・4・11
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