0224話『E1、始まるギミック解除隊の活躍』
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現状は頑張ってもらいたい」
「わかった。やるだけやってみるさ」
「頼む」
そして最後にリベッチオと初霜に目を向けて、
「最後にリベッチオと初霜は潜水艦の対潜掃討を行ってもらいたい。潜水艦が多く出没するらしいからな」
「わかったよ!」
「わかりました!」
「よし! これでメンバーは全員だな。……あ、それと昨日に伝えた上方なんだけど誤報があったので先に謝っておきたい」
「「「……?」」」
六人は何の事は分からないために首を傾げていた。
「私の予想では軽巡が来るかもという予測を立てていたんだけど、駆逐艦、海防艦より少し大きい艦娘というのはどうやら伊400の事だったらしい。だから今回仲間になるのは四人だけという事になるな」
「まぁ、そうでしたの。うっかり五人かと思っていましたわ」
「提督殿もたまには勘違いして間違える事があるのですね」
「うるさいぞあきつ丸。まぁそれだけだ。それと航空基地隊も艦戦でまとめておいたから安心してかかってほしい。それじゃみんな、さっそく出撃してくれ」
「「「了解!」」」
六人はそれで港へと向かっていった。
それからしばらくして、
「提督、皆さんが作戦海域へと入った模様です」
「そうか。まずは制空権の確保を頑張ってもらいたいものだな」
「祈りましょうか」
「そうだな」
私と大淀はそれで祈っていた。
「しかし、提督殿もいけずですなぁ……たまの出撃でいきなりこんな大役をこのあきつ丸に頼むのですから」
「それは仕方のない事ではないですかね……? 軽空母や空母が出せない以上はあきつ丸さんが艦戦を積む事は決定したものですからね」
あきつ丸の呟きにちとがそう言葉を繋いでいた。
「そうでありますな。まぁせっかくの出番なのですから活躍したいものですな。お、潜水艦ですかな? 初霜殿、リベッチオ殿、頼みますね」
「わかったー! やっちゃうよー!」
「お任せください! できるだけ掃討します!」
二人は爆雷を投下しながら潜水艦を屠っていた。
その光景を見ながら、
「いや、しかし……やはり先制対潜は直に見るのは久しぶりですがすごいものですな」
「そうですね。いくつか取りこぼしもいるようですがおかげで脅威にならずに済んでいるのがありがたいです」
「そうですな。……お、ちと殿。空を……さっそくお出ましのようであります」
あきつ丸がそう言ったのでちとも空を見るとたこ焼き……もとい敵艦載機群が迫ってきたので、
「それでは制空権を確保するために一仕事と参りましょうか!」
あきつ丸のその掛け声とともに敵艦載機を全機撃墜する事はできなくても航空基地隊と協力して航空優勢を取ることに成功したのであった。
「ふふ……血が滾
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