0224話『E1、始まるギミック解除隊の活躍』
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さて、限定作戦が始まった事でにわかに騒ぎだしてきた我が鎮守府だけどまずはE1作戦名、『第二遊撃部隊、抜錨!』の攻略を開始するためにメンバーを考えていた。
「大淀、まずはギミックを解除して羅針盤が正常に稼働するために色々としないといけないよな?」
「そうですね。提督のいう通り羅針盤が最初はうまく作動しないそうですから。ですから先行で突入している提督達の情報によると空襲が発生しますのですべてのマスで制空権を取って優勢にならないといけないらしいです」
「そうか……。それだと空母達が使えない今は航空基地隊と水上戦闘機か瑞雲でなんとかやりくりしないといけないな」
「そうなりますね」
「うん……わかった。それじゃ久しぶりにあきつ丸に烈風拳をお見舞いしてもらうとしようか」
「フフ……そうですね」
烈風拳という響きにおかしなものを感じたのか笑みを浮かべる大淀。
こういう時に余裕があるから作戦の指示が出来る艦娘はえらいよな。
さて、それじゃメンバーを募集するか。対潜も一緒に編成しないといけないからな。
私はそれで考えたメンバーを集めるために各自の部屋へと電話をかけた。
しばらくして、
「提督、三隈まいりました」
「ちとの出番ですね。頑張りますね」
まずは三隈とちと(水上機母艦の方)が挨拶してきた。
この二人には制空権を確保するために水上戦闘機を存分に装備してもらいたいと思っている。
それなので、
「さっそくだけど三隈とちとの二人には瑞雲や水上戦闘機を装備してもらいたいと思っている」
「わかりましたわ」
「はい。空母の私が使えない以上は私が頑張りますね」
「頼んだ」
「「はい」」
そして次は、
「提督殿、このあきつ丸に出番とはまた珍しいですな」
そう言って笑みを浮かべるあきつ丸。
こうして空母が増えてきた中で、それでもあきつ丸を使うのは久しぶりなので運用方法を間違えないようにしないとな。
「あきつ丸に言う事はただ一つ。艦戦を精一杯積んで烈風拳……いや、烈風拳・零を撃ちこんできてくれ」
「なるほど……もう烈風は装備するには弱いからの命名ですな。了解しました。それでは零戦52型(熟練)をガン積みで行かせてもらうであります」
「よろしく頼む」
「了解であります」
私は次は初月に目を向けながら、
「そして次は初月。君には制空権を確保してもらうためにいつも通りの対空装備で臨んでもらいたい」
「わかった。この僕に任せておいてくれ。しかし……まだ秋月姉さんが残っているとはいえ僕をいきなり投入するなんて提督はあとの事を考えているのかい……?」
「まぁ、初月はなぁ……そうだけど、それに関しては第四海域がどういう風になるのかで後悔するかしないか変わってきそうだからな。まぁ、
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