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【凍結】剣製の魔法少女戦記 外伝・ツルギのVividな物語
008話『トレーニングと覇王』
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ぁこれはさすがに経験の差かしらね」
「いつか追いつきますからね」
「待っているわ」
そんな感じでお互いに納得の終わり方をしたのかそれでスパーリングは終了した。
見ていた観客やヴィヴィオちゃん達もそれで拍手をしていたようだし。
でも、僕にはそのシホお姉ちゃんの動きが恐ろしいものにも感じ取れたのは内情を知っているからだね。
シホお姉ちゃんはまだ“身体強化を使用していない”からである。
もしこれで使用したら純粋な戦いではノーヴェさんは敵わないだろうな。
僕も魔術ありだとしても敵わないだろうし……。シホお姉ちゃんがそれこそ本来の魔術を使う戦いをしたらそれこそ一方的な殺戮劇に様変わりしてしまう……。
本当にシホお姉ちゃんが犯罪者じゃなくてよかったと思うところだね。
そしてその後に僕たちはノーヴェさんとシホお姉ちゃんと別れて帰路に着くんだけどそこで何か起こったのを知ったのはあとの事である。
ノーヴェが少し救助隊に寄っていくっていうので私も興味が湧いたので着いていくことにしたんだけど、
「だけど、そんなに面白いものじゃないですよ?」
「いいのよ。私がただ見たいだけだったから。四年前から色々と経験をして成長をしたノーヴェは強くなったわよね」
「まだまだですよ。まだスバルの奴にも互角に勝てないんじゃ先に進めないですから……」
「そう。かなり負けたことをまだ根に持っているのね」
「まぁ、そうっすね」
そんな感じで昔話に花を咲かせようとしていた時だった。
「……ストライクアーツ有段者、ノーヴェ・ナカジマさんと、あのミッドチルダを救った英雄であるシホ・E・S・高町さんとお見受けします……」
その涼やかな声とともに上を見上げてみるとライトの上に一人のバイザーを付けた女性が立っていた。
その子は映像にも映っていた覇王を名乗る女性だった……。
「あなた方……特にシホ・E・S・高町さんに確かめさせていただきたい事があります……」
私にか……さて、なにを聞いてくるのやら。
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