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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第31話『GOD機関の最後』
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イダーの提案に合わせて、ディロードも進み、2人はキングダークの管制室にたどり着く。
「ここが、キングダークの操縦者のいる部屋か。」
ディロードがロードスラスターで扉を破壊し内部に入ると、キングダークを操縦している真の首領、呪博士とそれを守るようにGOD機関の怪人、サソリジェロニモJr.がいた。
「よくぞここまでたどり着けたな、Xライダー。いや、神敬介!そして、未来から来た仮面ライダー!私は君たちを許さない。行くのだ!」
呪博士はサソリジェロニモJr.に指示を出す。狭い管制室においてサソリジェロニモJr.の槍術は脅威なり、Xライダーもディロードも間合いに入れなかった。
「神先輩、ライドルをロングポールに!」
しかし、ディロードは咄嗟に判断した戦術をXライダーに話す。
「わかった。ライドルロングポール!」
XライダーはサソリジェロニモJr.の心臓部に合わせてライドルを構え、ライドルを長さ6mのロングポールに変化させる。本来ならそのような持ち方では体制を崩してロングポールは地面に落ちるが、ディロードが下で支えることで位置を維持したまま凄まじい速度で伸びてゆき、サソリジェロニモJr.の心臓部を打ち貫いてしまい、サソリジェロニモJr.は呆気なく倒されてしまう。
「おのれ!やはり仮面ライダーは我々GOD機関最大の壁!こうなれば!」
呪博士が何かの装置を弄ろうとしたその時、
【WORLD HOPE-KAMEN RIDER X-】
ディロードはXライダーの世界のワールドホープを発動。呪博士は装置のボタンを弄るが一向に反応が無い。
「神先輩、今です!」
「ああ!ライドルホイップ!」
Xライダーはライドルをサーベルに変えて呪博士を一突きで突き刺す。
「おのれ、あの時、お前達親子をしっかり殺しておけば─」
呪博士はそう言い残して死ぬ。すると、
“爆発まで、二分”
そうアナウンスされる。
「雅君、あと二分しかない。どうする!」
「神先輩、しっかりつかまっていてもらえますか?」
ディロードがそう言うと、Xライダーはディロードの肩につかまる。そして、
【ATTACK RIDE-WRAP-】
ワープのアタックライドを使って脱出。キングダークは崩れるように爆発し、謎のGOD機関はついに壊滅。雅と敬介は互いの次の旅に幸運があることを祈りあい、別れていった。

「次の世界は、やはり大ショッカーの手が進んでいるか。」
雅が絵巻を広げると、そこには十の顔を持つ鬼に向かう斑模様の異形の絵と、『団長』と書かれた腕章を着けた女子学生が正面に指を指している絵が描かれていた。
つづく

次回の仮面ライダーディロードは─
アマゾンライダーの世界に着いた雅に待ち受けていたものは、SOS団からの勧誘であった。そして、ゲドンを壊滅させる為に奔走する雅の運
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