第九部[DEATH NOTE物語]
外伝じゅうに[弟から見た兄]
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ようやく兄が本気になったか。
後で調べた話だと兄はテストの時、
開始十分で回答を終わらせ後は問題用紙の裏に絵をかいて時間を潰しているらしい。
教師陣も気づいてはいるが常に満点を取っているから注意が出来ないそうだ。
兄が東大に進学をした。
オール満点って開校以来初めての快挙らしい。
これは来年全力を出さないと。
下校時刻に校庭で黒色のノートを拾った。
[DEATH NOTE]
死のノートか、
書いてある内容が全部英語で翻訳が面倒だったけど、
かいつまんで言うと名前を書いた人間を殺せるノートらしい。
試してみると本当に人が死んだ。
勉強のストレスがあったのか、
僕はノートに人の名前を書くことが習慣になった。
僕の判断基準で悪人を心臓麻痺で殺していった。
何に近すぎると変態が目の前に現れて、
俺はそのノートの持ち主でそのノートを近くで監視しないといけないと言っていた。
リュークと言う死神らしい。
兄が私の方を不思議そうに見つめ、
「月、何か最近トラブルとかに巻き込まれて無い?」
と聞いてきた。
心なしか兄は僕の斜め後ろを見ている気がする。
まさか見えるのか?
僕が
「何もないよ兄さん」
と答えたら相談はいつでも乗るからと言って頭を傾げながら去って行った。
リュークが
「お前の兄貴面白いなぁ」
とつぶやいていた。
Lと言う探偵がキラは悪だとテレビ放送で言っていたので、
つい勢いで殺してしまった。
後で兄が言っていたことだが、
「あのテレビ放送はここら辺の地域でしかやって無いから、
キラはここら辺の地域に住んでいるか、ちょうどここら辺に来ていた人間になるね、
Lもやるな、超能力の有無の確認と相手の居る地域を同時に調べるなんて」
やられた。
でも兄さんはどうやって放送している場所とか調べたんだろう。
最近兄が家で過ごし辛そうにしていたから、
リュークに家の中を調べさせたら部屋中が隠しカメラと盗聴器だらけだった。
リュークが言うには最近尾行も付いているらしい。
尾行犯の正体を調べたら、
FBIだった。
早急に退場願おうかな。
兄がテレビを見て、
「あ、この人この前尾行して来た人だ。FBIの捜査官だったんだね」
兄は気が付いたうえで放置していたのか。
兄と同じ大学に入学した。
オール満点だったけど自分以外にもいたからあまり誇れなかった。
アイドルの名前を名乗った後に
「私はLです」
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