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ガンダム00 SS
ep4 軍人として……
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自身の中で固まった指示を副官に発した。

「承知している。だがアンフ4機で対応するのもまた兵を悪戯に死なせるだけだ。ここは我々も市街地防衛のためにMSを発進させる」

『了解しました。……たった今、基地管制室より通達あり。出撃要請です』

「要請受領確認。出撃の旨を伝えた後、MSを発進させる」

『了解いたしました』

やがて、輸送機側からMS5機が出現する。また、基地管内に設置されたミサイル発射台が口を開け、迎撃態勢に入った。

そこで、ハーキュリーに1本の連絡がきた。それは兵站基地管制室の指揮官からだった。

『ハーキュリー中佐。部隊の出撃要請受領を感謝する』

「当然のことです。我々には、そうする義務があります。良識ある市民を守り、紛争の抑止力となる我々軍隊の……』

ハーキュリーは通信を切り、ブリッジへ走った。友軍の部隊がもう少しで敵に接触する頃合いだ。

守るための戦いはもう少しで始まろうとしている。

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