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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第30話『さらばライダーマン/世界の秘密』
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元帥はプルトン爆弾を落とす作戦を実行するはずです。その為に、事前の打ち合わせをしたいので本日は来ました。」
雅と風見は握手を交わす。
「雅君、俺のつかんだ情報では、ヨロイ元帥はプルトン爆弾の発射を成功させる為に俺達仮面ライダーを足止めしながら都市を制圧するD作戦というのを同時に行うらしい。どちらがD作戦を対処する?」
「それは僕に任せて下さい。風見先輩はヨロイ元帥と、デストロンの本拠地をお願いします。」
「ああ。お互い、検討を祈ろう。」
雅と風見は翌日の打ち合わせをして、その場で別れて行った。
「ただいま。」
雅は帰宅する。
「雅、リトルバスターズの世界を救うんじゃなかったの?」
フェイトが質問する。
「だから、ああやって救ったんだ。」
「あれじゃあ、何もしていないように見えるけど…」
「ああ。何もしないで立ち去った。」
「でも、さっき…」
「あの世界は特殊で、僕の干渉を拒絶するんだ。」
「どうしてわかるの?」
「そうだった。みんなには話していなかったね。あれは僕が旅を始めて、四年目の頃だった。僕はリトルバスターズの世界に始めて行った。僕はその頃、リトルバスターズの世界をよく知らなくて、あることがきっかけで、彼らの世界を崩壊させてしまったんだ。」
「…いったい、何をしたの?」
「彼らの仲間になった。それだけだ。」
「どうして。だって雅の救いを求めているんじゃ─」
「フェイト、彼らの世界は特殊なんだ。それから話そう。リトルバスターズの世界は、一見平和な世界に見えただろうけど、あの世界はリトルバスターズのメンバー達が作った、偽りの世界。彼らは修学旅行の時にバスが事故を起こして全員死ぬはずだった。しかし、真人さんと謙吾さんが、理樹さんと鈴さんを庇った事で2人は意識を失う程度の軽傷で済んだ。しかし、目を覚ました瞬間の絶望的な光景を前に、それが無駄になってしまう。そこで恭介さんは願った。2人に強くなって欲しい。こんな残酷な現実を見ても、心が折れず、絶望しないように。その時、リトルバスターズのメンバーの願いが集まり、一つの大きな夢の空間が生まれた。それは、理樹さんがリトルバスターズを再開しようと言った5月13日から事故が起きる前日の6月20日を繰り返し、理樹さんと鈴さんの心を鍛えようというみんなの思いが纏まった空間。そして、理樹さんが抱えている眠り病をその一部に組み込む事で、それは実現した。つまり、あの世界はリトルバスターズのメンバー十人で戦わないと崩れる世界なんだ。そして、僕が行く時は、その偽りの世界では無く、現実世界の恭介さんのサポートしか、僕に出来ることはない。」
雅は説明を終える。
「それなら、今回も現実世界のサポートに行けば─」
「いや、それが、今回融合したのが、虚構世界だけだから、僕も半端に手出しが出来ないん
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