第2話
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リョウは8歳になったんだって?」
アルおじさんがいきなり真剣な声を出して聞いてくる。
「え、言ってなかったけ?」
「・・・そうか、8歳か・・・リョウ、こっちに来て・・・いや、俺の下で本格的に魔法の勉強をしてみないか?」
「え?」
その一言は僕にとって衝撃だった。
もっと魔法の練習をしたいと思い、憧れるおじさんから魔法を教えてやると言われているのだ。
「ただし、迎えに行くのは一年後になってからだ。その間にリュウジとカレンを説得して、学力と体力も倍以上に挙げておくこと、もちろん魔法も・・・な」
「うん!」
その言葉に嬉しくなった僕は、その日から小学生では考えられないような努力を始めた。
憧れている人の元で自分のやりたいことをできる。その思いだけが今の僕の心を占めていた。
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