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東京レイヴンズ 異符録 俺の京子がメインヒロイン!
巫之御子 3
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続して銃弾を撃ちこまれ衝撃に翻弄される様は、まるでダンスでも踊っているかのようだった。
(ひ、ひどい〜)
あわれ全身に風穴を穿たれ蜂の巣状態になったジョルジュは、口を禁じられたため悲鳴をあげることすらできず、意識を失った。
「まったく、すっかり興が冷めちまったよ……」
落ち着いたところで先ほどの言葉を思い出す。祖先の『温羅』を退治した桃の童が現世に現れたという話……。
「……気が向いたらいっぺん会って見ようかねぇ、桃太郎」
左目の眼帯をさすりながら、温羅という名の女はそう口にした。
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